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「調査」と「捜査」は別もの
これは鉄道事故も医療事故も同じ
2010年04月25日(日)
5年前の今日、あの脱線事故が起きました。JR社長の責任が問われましたが、5年経っても事故原因の結論は出ていません。事故調査委員会の議論を見ていて、医療事故の調査委員会議論と相似形ということに気がつきました。「調査」と「捜査」は別ものだということが分かった段階です。まだまだ入り口です。
「調査」報告書がそのまま「捜査」に使われると分かった途端に、
黙秘や虚偽が始まります。
人間の本能でしょう。
「調査」と「捜査」の検証チームを、分離しなければなりません。
遺族や被害者が求めているのは、被害者の支援です。
JR事故の教訓を今後に活かすべきです。
公害、薬害、医療事故の処理の在り方について、
今後、いいモデルを築いて欲しいと思います。
そういえば、梅村聡議員は、面白いことを言っています。
「医療事故の処理を含めて、医療のプロセスだ」と。
人間は必ず間違いを犯す。事故はある確率で必ず起こる。
まして医療では事故は当たり前。
その前提に立つならば、
「事故もプロセスの一部」という考え方は極めて斬新ではないか。
その考え方にたつと
「鉄道事故も鉄道業という業のプロセス」と認識があるのかもしれません。
普遍性のあるシステム作りの模索が必要です。
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