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「加害者企業にお願いする」という苦痛
2010年04月25日(日)
鉄道事故の被害者に対して誰がどこまで支援を行うのか、日本にはまだ制度がありません。
加害者が支援内容を決めているのが現状です。その中で、リハビリや通院介助を続けなければいけません。「加害者企業にお願いする」という苦痛は測りしれません。
被害者が鍼治療を受けてもJRには認められません。
西洋医療は医療と認めないのですから、これも酷い話です。
NHKのアンケート調査3人に1人が、JRの対応に辛い目にあったと答えています。
担当者が加害企業の一員であるという精神的な苦痛を半数近くが感じていました。
加害者と会うと事故を思い出すのは当然です。
被害者支援を決められない国の責任は重い。
アメリカではTDAという第3者(コーデイネーター)が仲介に
入って処理しています。
こうして被害者と加害者が関わらなくても治療が可能となります。
第三者による被害者支援が早急な課題です。
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この記事へのコメント
社員をいじめる企業(日勤教育、人活センター)が被害者を救済できるわけがない。
・・・といつも思っています。
Posted by kawasaki at 2010年04月25日 09:27 | 返信
そうですね。
わが社はどうなんだろうかと身につまされます。
Posted by 和 at 2010年04月26日 02:45 | 返信
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