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はじめに、私は民主党員ではありませんので、誤解なきよう。
しかし連日の小沢氏の報道にどこか違和感を感じていました。
元検察・弁護士の郷原氏のお話を聞くうちに、確信に変わりました。

犯罪には２通りあるそうです。

Ａ型犯罪＝殺人など、誰が見ても悪いと思う絶対的悪としか言えない犯罪
Ｂ型犯罪＝村上ファンド事件、小沢事件、医療過誤など、単純に善悪が判定できない事件

福島県大野病院事件では、産婦人科医が逮捕されました。
その結果、医師が逃げ出し、お産をする病院がなくなり、国民が困る事態になりました。
医療崩壊の最大の原因は、お金の問題ではなく、「医師が簡単に逮捕されること」
だと私は思います。
このようにＢ型犯罪に対する検察の判断は、世の中を大きく左右します。

検察は「絶対的正義」であると、これまで私も思っていました。
しかし、これも疑ってかからないといけないことを知りました。

「正義とは何か」
「何のための検察か」
つくづく考えさされます。

今回の検察審査会は、福岡県での事件をきっかけに、
「検察の暴走を止める」ために設置されたものです。

しかし、今回の１１人の市民はすべて匿名です。
審査会の議論も公開されていません。

医療の可視可が叫ばれ、実践されています。
しかし医療事故を裁く、検察や、今回の検察審査会の議論は
可視可されていません。

最初に
・結論ありき。
・ストーリありき。
・逮捕ありき。

で進められているように確かに感じます。
日本は危ない方向に向かっていると感じます。いまこそ
国民ひとりひとりが、「何が正義なのか」、自分の頭で考えることが大切な時代です。

男前の郷原氏。是非、じっくりご覧ください。
http://www.videonews.com/press-club/0804/001420.php

１時間弱かかります。
２３分から２５分にかけて、大野病院事件についても触れています。

医療崩壊の根源は、ココ、です。