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「時をかける少女」2010年バージョン
原田知世から、仲里依紗へ、時は駆けた
2010年05月23日(日)
雨の東京。「2週間限定上映」の宣伝につられて、ふらりと
「時をかける少女」2010年バージョンを見ました。
SFファンタージーでも、少女漫画でもありませんでした。
大人の純愛映画でした。
この映画には僕の求めるすべてがありました。
泣き続けてしまいました。俺ってやっぱり、変態?
うーん。すべてがそろっていましたね。
「時を超える」ことで、いい感所じの無常観が出ています。
俳優も、歌も、ストーリーも。
少し頬がこけかけた安田成美が渋い。
どこかオードリヘップバーンのようでも。(古い)
どうやら彼女は女医さんらしい。
主役のちょっと太めの仲 里依紗もいい。
彼女には、思議な魅力がある。
原田知世が時を越えたら、仲 里依紗になった。
かぐやひめの「神田川」も
吉田拓郎の「春だったね」も、
どこからか流れてくる。
しかし、メイン挿入歌は、「いきものがかり」。
昔と現代と未来が、見事に折り重なっている。
「映画作り」の情熱は、どこか昔の自分ともダブル。
「ぼろアパート」は、自分が住んでいたところと、うりふたつ。
最後に、仲が「この世に残る」と絶叫するシーン。
純愛を見た。
昔はみんなそうだった。
1974年が舞台。
僕はちょうど高校生だった。
怪しげな実験室が舞台の始まりだけは、昔と同じ。
構成も、デイテールも、
すべていい。
3丁目の夕日のような、とってつけたような明るさでもない。
仲が、昔に戻って、自分より年下の母親と会話するシーン。
父親とも2度会う。
自分が生まれる前の父と、今の父。
さすが、筒井康隆さん。」
こんな奇想天外は、心地よい。
こんな映画こそ、雨の日曜日に見たかった映画だ。
アカデミー賞をあげたい。
こんさ作品こそ高く評価されるべき。
とにかく、予想に反して、超・秀作だった。
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この記事へのコメント
『感動は心のビタミン』です。 どんどん感動して、心にビタミンをあげましょう!
私も涙もろくて、最近ハリウッド版の『HACHI』(忠犬ハチ公をベースにしているらしいです)を見て、涙と鼻水でぐしょぐしょになりました(←生々しい描写を失礼いたします。。。)
最近は乙武 洋匡さんの『五体不満足』を職場に持ち込んで休み時間に読んでいるのですが、もう涙&鼻水無しでは読め無くなっています。同僚から怪しまれて距離を置かれること多し。。。
なので先生は超健全&健康!です(笑)。
Posted by *snowflake* at 2010年05月24日 04:48 | 返信
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