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退院初日の訪問看護が認めらない

入院初日の病院の診療報酬を認めないのと同じ=在宅の入院は、病院の退院

2010年06月06日(日)

今週、退院したばかりの患者さんを訪問しました。
直ちに訪問看護師さんんも入ってもらいました。
しかし、退院初日の訪問看護は認められていません。

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退院初日には行うべきことが、沢山あります。
時間も要します。
しかし、すべてボランテイで行え、とのお触れです。

理由は、退院日は病院で十分な看護がもうすでに行われているから?
完全に上から目線に感じます。
病院=性善説、診療所=性悪説の匂いがプンプンします。

病院にとっての退院=我々にとっての入院(自宅への)
退院日はやることがないはず=山のようにある
退院日は訪問なんかしないだろう=自宅に帰った瞬間から在宅医療が始まる

退院した夜に亡くなった人もいました。
これはだれの責任でしょうか?
当然、在宅医療者の責任でしょう。

しかし、退院当日の訪問看護は認められていません。
(最近、ルールがちょっと改善された?)
これは病院しか見ていないルールと言わざるを得ません。

看護師は、クリニックのポータブルトイレを一生懸命運びました。
運転手も付けて手伝います。
患者さんの経済負担を減らそうと、必死です。
もちろん、訪問看護として点滴も行います。

しかしこれらは、診療報酬上は、完全なるボランテイアです。
あれだけ一生懸命やっても評価されない制度は、きっと
制度が間違っているのでしょう。

というか、制度が間違っているのに気がつかない位
現場を知らないから、間違った制度が損続するのでしょう。

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この記事へのコメント

長尾先生。
特別管理加算算定対象の方なら、
退院日当日の訪問看護は認められていたように記憶しています。
・・・不確かな情報ですみません。
いずれにせよ、退院日だから訪問看護は要らない、というのはおかしい。
退院日だからこそ 訪問看護が必要なことは、現場では常識。
だからこそ、みなボランティアでもただ働きでも訪問するのです。
訪問診療同日の訪問看護サービス費が算定できないのも、おかしいと思います。
全ての在宅者が浣腸、摘便 経管栄養の管理、清拭、口腔ケア・・・をしてくださるのなら
構いませんが。それって、非現実的な話ですよね。。。

Posted by カミムラクミコ at 2010年06月06日 10:24 | 返信

カミムラクミコさま、長尾です。
フォロー、ありがとうございます。
一緒に制度を変えましょう!

Posted by 長尾 at 2010年06月07日 01:35 | 返信

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