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介護系ケアマネ

2010年06月22日(火)

6月19日(土)は、2時から、ケアマネさん対象のターミナルケア講座で
「今後の多職種連携」について講演しました。
手を挙げてもらいましたが、90%以上が「介護系ケアマネ」さん、でした。
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私も詳しい人間ではありませんが、おおざっぱに言って
看護師出身のケアマネさんを、「医療系ケアマネ」、
ヘルパー出身のケアマネさんを、「介護系ケアマネ」と呼ぶらしい。

講演の前半では、「看取りの法律」のお話をしました。

医療系にとっては、「看取り」は、そう珍しいものではない。
しかし、介護系にとっては、「看取り」は大変恐ろしいもの。

だから、介護系ケアマネさんは、臨終のときに、勝手に救急車を呼ぶひとがいます。
その結果パトカーが来て、穏やかだったはずの最期が一転して、事件のようになる。

こんな「なんでも救急車を呼べばいい」と短絡的に考えているケアマネさんが
まだ、少なからず存在します。

また、勝手に、診察、診断もしてくれる「お医者さんごっこ」が好きなケアマネさんも。
「訪問看護は、すべて医療保険しかない」と信じているケアマネさんも相当います。

開業医の意識も低ければ、
ケアマネの意識も総じて低い。

なんだかんだ言っても、在宅医療はまだ黎明期、だと思います。

まして、後半にお話しした、「多職種連携」」なんてまだ夢のまた夢・・・
なんて言いすぎか。

まあ、ケアマネさんとの交流は、嫌われても嫌われても、続けていきたい。
多職種連携を、ひとつの「戦略」として考えたとき、最も大切だから。

さっそく、10月に、また主任ケアマネ講習会の講師を頼まれました。
頑張りたいと思います。

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