このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com

通勤タクシー代と給与が同じ

2010年06月22日(火)

毎日、いろんな相談が舞い込みます。
障害児を持つ母親の心の奥は、一生かかっても分からないことでしょう。
通勤タクシー代と給与が同じであっても、仕事に行かせる親の気持ちを知りました。
2つの応援
クリックお願いします!
   →   人気ブログランキングへ    →   にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
 
 

障害児といっても、もう中年です。
毎日タクシー代3000円を払って、日給3000円の仕事に行かせています。
差し引きゼロでも構わない!と母親は断言します。

家に一緒にいたら喧嘩ばかりしてしまう。
イライラして何をしてしまうか分からない。
だからたとえ、給料がゼロでも仕事に行ってくれた方が助かる、と。

母親と子供の関係は、何歳になっても簡単ではない。
そう言えば子供たちが一緒に親を虐待する場面も時々見る。

貧乏は貧乏なりに
裕福は裕福なりに
障害者もそれなりに
親子関係に苦しんでいる・・・



 

2つのランキングに参加しています。両方クリックお願い致します。皆様の応援が日々ブログを書く原動力になっています。

お一人、一日一票有効です。

人気ブログランキングへ ← 応援クリックお願い致します!

(ブログランキング)

にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ ← こちらもぜひ応援クリックお願い致します!

(日本ブログ村)

※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

同じような状況だったら、私がそのお母さんでも、同じように断言する気がします。
第一、障害者に(程度にもよるけど)そんなに多額の日給を払ってくれる職場があるなんて、なんてハッピー! 普通の作業所なら月給がその位では?

経済的には損失何もないし、本人はスタッフ・同僚と逢えて社会参加でき、多分楽しいランチも一緒に。お母さんは映画に行ったり図書館に行ったりお昼寝したり・・・介護軽減で自分の時間をエンジョイ出来たら、おっしゃるように心に余裕も生まれてくる気がします。そこに至るまでにはいろんなことがあったでしょうけど。

「お母さんたちは強いよ」と、娘(特別支援高校の教員)からしばしば聞かされます。
母親の一人として、偉大だなあと思いつつ、やはり親が先立つことを思えば、心中を察し切ないです。

Posted by 梨木 at 2010年06月22日 06:03 | 返信

コメントする

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com


過去の日記一覧

ひとりも、死なせへん

安楽死特区

糖尿病と膵臓がん

病気の9割は歩くだけで治るPART2

男の孤独死

痛い在宅医

歩き方で人生が変わる

薬のやめどき

痛くない死に方

医者通いせずに90歳まで元気で生きる人の7つの習慣

認知症は歩くだけで良くなる

がんは人生を二度生きられる

親の老いを受け入れる

認知症の薬をやめると認知症がよくなる人がいるって本当ですか?

病気の9割は歩くだけで治る!

その医者のかかり方は損です

長尾先生、近藤誠理論のどこが間違っているのですか

家族よ、ボケと闘うな!

ばあちゃん、介護施設を間違えたらもっとボケるで!

抗がん剤 10の「やめどき」

「平穏死」10の条件

胃ろうという選択、しない選択

  • にほんブログ村 病気ブログ 医療・医者へ