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通勤タクシー代と給与が同じ
2010年06月22日(火)
毎日、いろんな相談が舞い込みます。
障害児を持つ母親の心の奥は、一生かかっても分からないことでしょう。
通勤タクシー代と給与が同じであっても、仕事に行かせる親の気持ちを知りました。
障害児を持つ母親の心の奥は、一生かかっても分からないことでしょう。
通勤タクシー代と給与が同じであっても、仕事に行かせる親の気持ちを知りました。
障害児といっても、もう中年です。
毎日タクシー代3000円を払って、日給3000円の仕事に行かせています。
差し引きゼロでも構わない!と母親は断言します。
家に一緒にいたら喧嘩ばかりしてしまう。
イライラして何をしてしまうか分からない。
だからたとえ、給料がゼロでも仕事に行ってくれた方が助かる、と。
母親と子供の関係は、何歳になっても簡単ではない。
そう言えば子供たちが一緒に親を虐待する場面も時々見る。
貧乏は貧乏なりに
裕福は裕福なりに
障害者もそれなりに
親子関係に苦しんでいる・・・
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この記事へのコメント
同じような状況だったら、私がそのお母さんでも、同じように断言する気がします。
第一、障害者に(程度にもよるけど)そんなに多額の日給を払ってくれる職場があるなんて、なんてハッピー! 普通の作業所なら月給がその位では?
経済的には損失何もないし、本人はスタッフ・同僚と逢えて社会参加でき、多分楽しいランチも一緒に。お母さんは映画に行ったり図書館に行ったりお昼寝したり・・・介護軽減で自分の時間をエンジョイ出来たら、おっしゃるように心に余裕も生まれてくる気がします。そこに至るまでにはいろんなことがあったでしょうけど。
「お母さんたちは強いよ」と、娘(特別支援高校の教員)からしばしば聞かされます。
母親の一人として、偉大だなあと思いつつ、やはり親が先立つことを思えば、心中を察し切ないです。
Posted by 梨木 at 2010年06月22日 06:03 | 返信
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