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これだけ死について話すイベントはそうはないだろう。
いや、一生無いだろう。
鳥取にスタッフ２４人と来てよかった！

「死んだらどうなるのか？」
「死後の世界はあるのか？」
「幽霊はいるのか？」

前半のフリートークはあっと言う間に終わった。休憩時間を挟むと、
真っ暗ななか、ピアノに合わせたあの「ハナミズキ」が流れだした。
最初はだれもが、ＣＤがかかっていると思っていただろう。

ワンコーラス目の途中から次第に会場がザワメキ始めた。
そして１番が終了したことろから次第に舞台が明るくなってきて、
ステージ中央に、一青窈が映し出された。

割れんばかりの拍手と歓声。
見事としか言えない、徳永氏のサプライズ演出でした。
スゴイなー！

一青は、今日の朝、決断してプライベートで飛行機に乗って鳥取に来たと言う。
彼とも噂される小林武史氏はピアノが上手く、本当にカッコイイ。
私は、３日前と今日の２回、一青窈を見たことになる。

大阪と鳥取。
両方ともいた人間は、この世で、私と一青窈本人のみだろう。
彼女は、生まれて初めて、ノールハで２曲歌ってくれた。

今日の彼女は見事なくらい、全然違っていた。
大阪は、フルバンドの女優・一青窈、
鳥取は、ピアノ台でプライベートの一青窈だった。

ビッグ５による、大好きな「死」についての本音トーク。
なんとスピリチュアルでおおらかな死についてのトーク。

鳥取、サイコー！

４人のトークから、気になった言葉を拾ってみた。

 

死とは空っぽの体に魂が無い感じ。（谷川）

普通のひとのなかに凄いひとがいることをずっと覚えておく
死ぬまでのわずかな時間がいい
出産と死は似ている（昨日の阪井さんの言葉と全く同じ）（よしもと）

立ちあい出産に後悔している

死は公か私か

死は本来プライベートなもの
しかしイベントになっている

一人で死んでもいい

警察が来てもいいじゃないか

何日も前から空気が薄くなる感じだろう（よしもと）

死んだあとどこに行くのか？

その辺にいるはず

柳田国夫さんは仏教が死を遠くにしたと非難する。

極楽浄土から何のために戻っているのか？（玄侑）

昨日死んだ人はまだ近くにいるはず

僕らは死んだ人と友達になりたい（谷川）

「たまきわる」
「たまげた」

日本人は亡くなってもそのままいる、と考えられている

往生するのはいったい誰なのか？

私は死んでも、どこまでいるのか？

生まれる時も、死ぬ時も「私がある！と思っている」

でも、私が無くなる（玄侑）

詠み人しらずや、

名もない人に、強い価値観を感じる（よしもと）

どろに溶けよう！（谷川、詩の朗読）

死んだときに自分の臓器にお礼を言おう
肝臓さん、腎臓さん、心臓さん、さようなら。
チンチンさん、苦労をかけたな？

そして、迷わずに泥に溶けよう（谷川）

水木しげるは、

香典を持っていく時に笑うという（徳永）

死ぬと人間は動物になる

無抵抗になるので感動する（よしもと）

治るぞという言葉が大切

プロの言葉とは？

うんことしっこ＝うこしこ

神経性食思不振症＝食べ吐き

Cure and Care＝Core

死なないひとの研究発表

手枕、鼻かんだ、爪楊枝、鼻歌の人は、まだまだ死なない（徳永）

河合はやおの言葉。

「明かりを消せ！明かりが多すぎるのが現代」

最後に谷川氏が詩を朗読
「いのちのおわりにみみをすます。」

これは、我々の日常そのもの・・・