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うつ病の息子の服薬管理を行う認知症の父親

訪問薬剤師さんの出番

2010年07月29日(木)

医者はお薬を出した後がどうなっているのか、あまり想像しません。鈍感です。
ちゃんと出されたお薬を飲んでいるか確認することを「服薬管理」といいます。
うつ病の息子さんのお薬を、認知症の父親が管理している事例を考えてみましょう。

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結局、ちゃんと飲んでいるのか、いないのか?サッパリ分かりません。
しかし確認もせずに、次のお薬が出されているような。
かくして、家の中は、薬局ができるくらい薬だらけに・・・

大阪で、生活保護の方に睡眠剤が多量処方された例が大きく報道されていました。
その医者は、仕方なく処方したのか、ボーとして処方したのか?おそらく、前者?
本来は、かかりつけ薬局や、ケースワーカーさんの責任のはずなのに・・・

在宅医療の場合は、訪問看護師さんが服薬管理をしてくれます。
毎日の場合は、ヘルパーさんに任せることもあります。
単純な作業ですが、結構、工夫が要ります。

今日は、認知症の胃ろう患者さんに、「訪問薬剤指導」をお願いしました。
大半口から食べて、一部胃ろうの両刀使い状態です。

薬剤師さんが、家まで来てくれ、薬の飲ませ方を工夫してくれました。
多少、お金がかかっても、それ以上の収穫があります。

うつ病、と
認知症

たとえば、こうした難問に遭遇した時です。
これらを結びつけることができるのは、
訪問薬剤師さんかもしれません。

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