医師が偏在したのは、理由があります。
ミスするとすぐに訴えられて逮捕されるから。
過重労働に耐えて頑張っても患者さんに罵倒されるから。

しかし、それを跳ね返すエネルギーが、医師に無いのも事実。
選挙で、代表の一人も作れない。
政治を通じた、社会貢献の土台すら作れない。

医療を含めた、日本病の源は、「国力不足」

上海帰りの知人が、つぶやいた。
「中国は凄い。完全に負けている！」
確かに、気迫でまず負けている。

今の日本は内向き議論ばかりで、グローバルな視点がない。
まして医師なら、もっと広い視野で世界を知っていたい。
今からでもできるものなら、外国で働きたい。

専門医か総合医かの議論など、当たり前。
どちらも必要に決まっている。
総合医に反対する医者がオカシイ。

国力不足を指摘したり、嘆く日本人が少ないのが、国力不足の象徴。

医療とはエネルギー。
医療とはパッション。
医療とはソウル。

国力不足を解消しないと、不景気も改善しない。
「元気な国へ！」の政治スローガンは正しいが、
言っているリーダーが、元気がない。

国力不足の改善は、学校教育から。
医療崩壊の改善も、医学教育から。

しかし、教育する人を教える人がいない。
元気な老人や老医の出番かも！？

総合診療を教える人間があまりに少ない。
総合医などまやかしだと腹で思っている医者が大半。

立て直しは、教育から！
日教組さん、頑張って！
医師会さん、頑張って！