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やっぱり電子タバコは問題あり

2010年08月22日(日)

拙書「禁煙で人生を変えよう(エピック)」がおかげさまで少し売れています。
その中でも、電子タバコについて、ニコチンが含まれているものもあり、
「邪道である」と書きましたが、やっぱりそうのとうりでした。
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自分で電子タバコに切り替えた方が何人かおられます。
残念ながら、上手く、禁煙できていません。
電子タバコの位置ずけには、正直頭を悩ませています。

そこに、「ニコチンが含まれている」との報道。
じゃあ、受動喫煙もあるのかな??
もう少し検証する必要があります。

以下、無煙ニュースから引用します。

電子たばこにニコチン!表示「ゼロ」なのに4割から検出

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100819-00000048-sph-soci

 国民生活センターは18日、国内販売中の「電子たばこ」の商品

テストを実施した結果、4割以上の銘柄からニコチンが検出された、

と発表した。日本国内ではニコチン入りの販売は認められておらず、

ほぼすべてに“ニコチン・ゼロ”の表示があった。検出された銘柄

のすべてが中国製だった。10月1日に、たばこの大幅値上げを控

え、代替品として注目されつつある電子たばこだが、禁煙効果には

「?マーク」がついた。

 ニコチンありじゃ意味ない? 紙巻きたばこに似た形で、液体を

電気の熱で気化させ、それを吸って楽しむ電子たばこ。国内販売品

は、有害、中毒物質とされるニコチンが「ゼロ」だったはずが、実

は含まれていた。

 国民生活センターには「4、5日すると常習性を感じるようにな

った。ニコチンを含んでいるのではないか」などという電子たばこ

に関する相談が2007年以降、300件以上殺到。同センターで

は国内で販売中の電子たばこ25銘柄を調べた。

 結果は、電子たばこ1カートリッジ当たり「普通のたばこに比べ

るとかなり少ない量」だが、4割以上の11銘柄からニコチンが検

出された。また、11銘柄中10銘柄で「ニコチンゼロ」と明記し

ていた(1銘柄は無記載)。記載なしを除き、すべて中国で製造さ

れたものだった。

 ニコチン入り電子たばこは国外で販売されているが、日本ではニ

コチンは薬事法で医薬品成分に指定されており売られていない。今

回、ニコチン含有が検出された商品は、薬事法上の問題となるおそ

れがある。

 このため、同センターは販売事業者に、「品質管理の徹底」を

要望。また、結果発表を受けた厚生労働省はこの日、事実が確認

された場合は販売自粛や回収などを業者に指導するよう、各都道

府県に依頼した。

 もともと未成年者の購入や、禁煙場所での使用の道徳的問題な

どが指摘されていた電子たばこ。同センターによる販売者へのア

ンケートでは「禁煙、減煙を目的に設計した」という答えが多か

ったが、今回の検査結果で、それも疑問が出てきた。同センター

は安全性も含め「安易な使用は避ける」ようアドバイスしている。

たばこの大幅値上げまで、1か月半を切った今、愛煙家は今後ど

うするのか、決断を迫られることになりそうだ。

 

 

電子たばこ「ニコチン入り」あり…回収指導へ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100818-00000919-yom-soci

 国民生活センターは18日、電気でカートリッジの液体を霧状

にさせて吸う電子たばこの中に、薬事法で医薬品成分とされるニ

コチンを含むものがあったと発表した。

 これを受け、厚生労働省は同日、「薬事法に基づいて承認した

ニコチン入りの電子たばこはない」として、都道府県に対し、販

売業者に販売中止や回収などの指導を行うよう依頼した。

 電子たばこは中国製が多く、「ニコチンを含まない」と表示す

る品がほとんど。

 同センターは5~7月、通信販売などで購入した25銘柄45

種類の電子たばこの液体に含まれるニコチン量などを調査。その

結果、11銘柄15種類からニコチンが検出された。

 ニコチン量は390マイクロ・グラムあった1種類を除くと、

0・46~18マイクロ・グラム。国内の紙巻きたばこ1本分の

煙に含まれるニコチン量100マイクロ・グラム以上に比べると

微量だったが、「禁煙や節煙の効果ははっきりしない」としてい

る。

 

 

<電子たばこ>微量のニコチン検出 無承認医薬品で指導

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100819-00000003-maiall-soci

 電気で煙のような蒸気を発生させる「電子たばこ」について、

国民生活センターは18日、調査した25銘柄のうち11銘柄か

ら微量のニコチンを検出したと発表した。これを受けて厚生労働

省は、ニコチン入りの電子たばこは無承認医薬品に当たるとして、

業者に販売自粛や回収などを指導するよう全国の都道府県に通知

した。

 電子たばこは紙巻きたばこに似せて作られた電子製品で、吸う

とメンソール味などの液体が電気で煙のような蒸気に変わり、た

ばこの雰囲気が楽しめる。海外ではニコチン入りの製品もあるが、

国内では薬事法で販売が認められていない。

 検出されたニコチンの濃度は普通のたばこと比べるとかなり低

く、「直ちにニコチンの影響が出る量ではない」(同センター)

というが、検出された11銘柄のうち9銘柄は「ニコチンは含ま

れていません」などの表示があった。中でも、ハーレムエレクト

リックシガレット▽ザプレミアムスモーカー▽“TOKYO”ス

モーカーLS-3930▽DT電子たばこターボプレミアムナノ

--の4商品は「景品表示法違反のおそれがある」と指摘した。

 同センターによると、電子たばこは08年ごろから国内販売が

始まり、既に100万個以上が流通したとみられる。禁煙や減煙

を目的にした利用が多いようだが、世界保健機関(WHO)は

「禁煙効果は証明されていない」としており、同センターも「安

全性の根拠も不十分なので安易な使用は避けてほしい」と話して

いる。【山田泰蔵】

 

 

国民生活センター、電子タバコの安全性に注意勧告・厚生労働省も監視指導の徹底を自治体に依頼

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0819&f=column_0819_003.shtml

  国民生活センターは2010818日、【電子タバコの安全性

を考える】という題目で「電子タバコ」に関する調査結果を発表

した。消費者へのアドバイスとしては「安全性は根拠が不十分」

「禁煙・減煙効果ははっきりしない」「ニコチンが含まれる電子

タバコも販売されているので注意を要する」などという厳しいも

のだった。これを受けて厚生労働省側でも消費者に注意を呼び掛

けると共に、都道府県に対して薬事法に基づき、販売者などへの

監視指導を徹底するよう依頼するアクションをとっている(【厚

生労働省・発表リリース】)。

【女性は微増喫煙率239%】や【年齢別成人喫煙率をグラフ化し

てみる(2009年度反映分)】などにもあるように、喫煙率は漸減

状態を続けているが、一方で昨今では「電子タバコ」なるものが

注目を集めている。これは電力を使って霧状の気体を発生させる

吸引機で、その気体を吸引することでたばこの代替品とするもの。

火気を使わない、副流煙が発生しないなどの特性もあり、2年ほど

前から話題を集めている。国民生活センターには20106月まで

に相談が309件寄せられており、特に昨今相談が増加しているこ

とを受けて、電子タバコに関する各種調査を実施した。

  テスト対象銘柄は日本国内の販売品25銘柄45種類(味)、さ

らには個人輸入品2銘柄2種類。

  結果として

・国内販売品では11銘柄15味でニコチンを検出

  ※ニコチン入りの電子タバコを国内で販売することは薬事法

に抵触する

・カートリッジ内の液成分表示があったのは25銘柄中11銘柄のみ

・安全である旨の表示がみられたが、対象や根拠が不十分であっ

たり、不明瞭なものが多かった

・使用対象年齢に関する表示があったものは25銘柄中16銘柄のみ

3銘柄で充電器にPSEマークの表示がなく、3銘柄でPSEマ

ークが通常の使用状態では見えないところに表示されており、電

気用品安全法に抵触するおそれがあった

・ニコチンが検出されたものがあったにもかかわらず、回答があ

った全ての事業者は、ニコチンは含有していないと回答

・多くの事業者が安全性を把握しているとの回答であったが、多

くは成分を飲み込んでしまった場合の安全性や衛生性と考えられ

るものだった

・多くの事業者は、電子タバコを禁煙あるいは減煙の目的で設計

し、効果があると考えて販売していた

・多くの事業者は、未成年者は使用するべきではないと回答しな

がら、表示以外の対策を講じていなかった

などの問題点がテストから浮かび上がった。これを受けて国民生

活センターでは消費者に対し

・電子タバコの安全性は根拠が不十分であると考えられるので、

安易な使用は避ける

・禁煙あるいは減煙の効果ははっきりしないと考えられるので、

その効果を期待して継続的に使用することは避ける

・未成年者が安易に使用しないよう保護者等が十分に注意する

・国外ではニコチンが含まれる電子タバコが販売されているので、

購入・使用・譲渡には注意する

と、使用禁止勧告に近い忠告を行っている。これを受けて厚生労

働省側でも消費者に対し同様の注意喚起を行っている。

  電子タバコは入手の容易さや、一部業者側による「禁煙・減

煙に役立つ」的な展開から、急速に認知されるようになっている。

一方で早くも20089月にはWHOが電子タバコの安全性・効果

に対して疑問を呈するなど、さまざまな問題点も指摘されている。

今回の国民生活センター及び厚生労働省の発表で、電子タバコ業

界にどのような動きが見られるのか、注目したいところだ。

(情報提供:Garbagenews.com)

 


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