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タバコ添加物という罠

2010年09月22日(水)

今夜は、兵庫医大で、JSワイガンド博士による
「タバコ添加物」と「米国でのタバコ規制」という
大変マニアックな講演を拝聴しました。
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タバコには、様々な添加物が入っているそうです。
それは、意図的な添加物と
非意図的な添加物に分かれます。

意図的な添加物の目的は、
・タバコ煙の刺激成分を覆い隠す
・ニコチンの測定方法を欺く
・ニコチンの配送を操作・強化する
・消費者を欺く

怖い話です。

意図的な添加物の例としては。
・チョコレート
・蜂蜜
・メンソール、など。

非意図的な添加物の例としては、
・農作業残留物(殺虫剤、除草剤など)
・ブラックインク
・ベンジン、トルエン
・ダイオキシン

ところで、紙巻きタバコの構成要素は
1)フィルター部 
2)タバコ円柱部
3)巻紙

=紙巻きタバコは、精巧なドラッグ送り込み装置

口の中で溶ける「オルプス」というタバコ製品が登場。
子供がターゲットに成り易いので、要注意。
なんとかして、ニコチン依存症患者の新規開拓をしたい様子。

米国も、タバコ規制には苦労されているようです。
タバコ会社との駆け引きになっているようです。
たとえば、メンソールを許可する代わりに、規制するとか。

日本も同じ。
財務官僚とJT企業がしっかり手をつないでいるので
FCTC遵守は一向に進展しない。
分煙推進という虚構に、国民が騙されている。

それにしても、タバコ問題は奥が深い。

野田財務大臣さま、頑張ってくださーい!





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この記事へのコメント

私のブログに貴URLを紹介いたしましたので、ご連絡申し上げます。
 全面禁煙社会に向けてがんばりましょう。できましたら、ワインガンド博士にご紹介下さい。

Posted by 山本さん at 2010年10月23日 12:05 | 返信

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