今夜、クリニック近くの公民館で、市長選に立候補する「いなむら和美」候補の
演説会があり、往診の帰りに立ち寄りました。
白井市長もおみえで、私は、尼崎の財政問題について質問しました。

尼崎は、市民一人あたり、２０００円の貯金で、３５万円の借金をしている状況で、
かなり財政状況は悪化しえちるようです。
現在、尼崎の高齢化率（６５歳以上人口）は、２２．５％です。

20年後には、３０％になるそうです。
私もその中に入ります。
税収不足は、さらに深刻化します。

また、尼崎は、兵庫県下で、独居の高齢者が一番多い町です。
がんの死亡率も、全国一。
なにかと尼崎は、日本の「最先端」を走っています。

終了後、みんなで飯を食べていると、ある長身の男性が入ってきました。
なんと、Ｆ１レーサー小林可夢偉のお父上でした。
ご挨拶すると、「長尾先生にはお世話になりました」と言われました。

可夢偉君が、海外に出る時の診断書を、私が英語で書いたそうです。
お父さんは、しっかり覚えておられ、何度も握手をしてくれました。
ご縁とは本当に不思議なもの。

世界に24人しかいないＦ１ドライバー。
世界ランキング11位にいる可夢偉君は、
歴代日本最高のレーサーだそうです。

そんな人間を診ていたなんて。
尼崎から、輩出されたなんて。
それも当院の真横から・・・

犬も歩けば、不思議な御縁が転がっています。
いなむら和美さんも、政界の「可夢緯」になって欲しいな。