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歴史的なお見合い

2010年10月22日(金)

4時伊丹発の飛行機に飛び乗り、モノレールを乗り継いで東京駅に着いたら丁度6時。
新幹線より、20分だけ節約できたおかげで、1人の末期がんの方に会ってから出れました。
今夜は、在宅と病院の歴史的なお見合いの、「仲人」を務めました。
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怒涛のごとく押し寄せる、要介護状態の老人患者さん。
もはやこれは、理屈を超えています。
現実問題として、国として、どう対峙するのか?

理屈だけでは無理です。
現実問題として、現場として、専門職として、
さらに国として、どう対峙していくのか?

もはや、在宅医療だけでは対処できないのは明白です。
病院好きは、日本人の国民性であり、日本の文化。
しかし、入院は寝たきり製造であり、在宅医の敗北とうのが我々の常識。

しかし、もし、
生病老死に寄りそう、われわれ在宅医と
志を同じにする老人病院があったなら・・・・

決して夢物語ではありません。
現実は、想像を超えることもあります。
まずは、自らが動け!

国の中枢におられるエラーイ先生の口から、
「ドクター・レスパイト」という言葉が飛び出したことに
今夜、最も驚きました。

「ドクター・レスパイト」???
在宅医を休めるための施設?
不意に涙がこぼれそうになりました。

国の中枢におられる方が、こんなことまで、考えてくれているとは・・・
これだけでも、午後の診察をサボって、
ここまで来た甲斐があったと感激しました。

いつものように、最終の新幹線に、「飛び乗り」ました。
終電は、やはり、満員でした。

そして、日付けは変わったけど、
今夜、危ない患者さんを、往診して帰りました。

現場の人間として、やることは、やる。

明日は、また、長丁場の講演もあります。

来年、再来年が、楽しみです。

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