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慢性心不全における地域医療連携

2010年10月30日(土)

まさか、バリバリの循環器の勉強会で野出教授の口から
「訪問看護ステーション」や「在宅医療」という言葉が出るとは思いませんでした。
今日、3つ目は、慢性心不全の管理と連携に関する勉強会でした。
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佐賀医大の野出孝一教授の話も、なんと連携話でした。
こんなところで私と共通点があったなんて。
慢性心不全を連携したら、医療費が減るというお話でした。

さらに、合剤の話でした。

 

心不全の在宅モニタリング(Home telemonitarinng)が実践されている。

遠隔モニタリングを用いた慢性心不全管理だ。
モニター項目は、
体重と血圧の2つだけ。

この情報を患者宅から病院や開業医にメールする。
たったこれだけ。

訪問看護ステーションなどと多職種連携をも行ったところ、

・再入院率の低下

・医療費の削減

・服薬アドヒアランスの減少したとのこと。

もちろん、薬剤数が少ない方がいい。

 

降圧剤とコレステロール薬(スタチン)の合剤の話だった。
野出教授のおススメは、

カヂュエット4番=アムロジン5mg+リピトール10mg。

 

ハイリスク患者さんには、この4番の2錠投与が良い。

嚥下障害の多い老人介護現場からも喜ばれる。

例のTV報道以来、現在スタチンを止める人が多いが、

合剤だと何かと都合がよい。

 

アムロジンとリピトールは、理由は良く分からないが相乗効果がある。

 

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