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医者が経営する高専賃

2010年10月01日(金)

先日、病院と老健と高専賃の3つを手掛ける、医療法人の理事長さんと
お話しする機会がありました。
高専賃にも、夢が一杯詰まっていると感じるお話しでした。
 

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老健と高専賃は、そんなに変わらないように見えます。
もっとも、療養病床と老健の違いも、よくわからないですが。

それでも、患者さんは、「高専賃」に帰りたいと言うそうです。
やはり家に帰りたい。

高専賃は、家なのだそうです。
理事長は、熱い思いを込めて高専賃を運用しているようでした。

要介護度の低い患者さんの家賃は高く、
要介護度の高い患者さんの家賃は低く設定されていました。

普通の感覚なら、逆にすると思います。
弱みにつけ込むというか、重症者の方が、何でも高いです。

その経営者に聞くと、「要介護度の高いひと=重症者」は、軽症者より
多額の介護報酬が入るから、安くても、ペイするとのことでした。

なるほど。
これが、医師が経営する「高専賃」かと、感心しました。

医療者の原点は、人助けであり、営利追求ではありません。
医療法人と営利法人とは、一線を画しています。

医療法人の透明性と公共性を高めて、
「高専賃参入」を促進するという政策もあり得る、と思いました。



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