ケアマネの涙

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ケアマネの涙

2010年12月16日（木）

以前、「訪問看護師の涙」というブログを書いたが、ケアマネもよく泣いている。
介護者のストレスのはけ口に、一部ではケアマネがなっている。
高齢化社会の根は深い。

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介護放棄、虐待と、日々、対峙する私たち。
しかい、介護者に進言できない。
役所に通報すると、しこりが残る。

しかし、介護放棄や虐待の「ツケ」は、介護者自身でなく、
ケアマネに回ってくる。
要するに、八つ当たり。

この問題の根は深い。
今の日本が抱える根源的問題。

共生、共助という言葉はあるが、
現実社会の中では、埋もれている。

ケアマネを止めるひとが増えている。
たしかに、彼らは可哀想。
あれだけ頑張っているのに・・・

医者に怒られ、ヘルパーに突き上げられ、
家族に怒鳴られる・・・
泣きたくなるだろう。

じつは、医者も泣いているのだが。

これは国の問題。
国民マインド、モラルの問題。

その根底には、政治の貧困がある。
その罪も思い。

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