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肝疾患拠点病院時代の診療所の役割

2011年01月29日(土)

今夜はこんな演題で、スライド60枚を使っての講演をした。
連携は勉強すればするほど、面白い実践例がある。
肝疾患だけでも、全国には様々な、連携モデルがある。
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平成22年1月1日から、「肝炎対策基本法」が施行された。
議員立法による。
条文は、「がん対策基本法」にどこか似ている。

インターフェロン治療の公費助成が、月1万円になった。
2回目の治療にも適応されるようになった。
180億円の予算が組まれているが、まだ周知されていない。

また、B型肝炎の核酸アナログにも公費助成されるようになった。
このブログで訴えてきたことが、実現した。
しかし、事務手続きが意外に難しい。

肝炎ウイルス検診には、
・健康増進法の検診(600円)と
・感染症法による検診(無料)
があるが、後者はあまり知られていない。

保健所に行けば、B型、C型肝炎検診は無料で受けれる。
エイズもそうだ。
もっと、宣伝すべき。

肝疾患の地域連携パスには、
・インターフェロン治療
・肝硬変
・肝臓がん
・NASHやNFLDなど
いろいろなものが実践されている。

なかでも長崎のあじさいネットは有名。
診療所から病院のカルテが、ネットで見れる。
とても便利で、評判がいい。

双方向性を求めるから、失敗する。
連携は、一方通行でもいい。
IT投資費も、10分の1でいい。(わずか、月に2000円)

あじさいネットは
10の病院と、126の診療所が連携して、
1万人以上の肝疾患の患者さんを見ている。

尼医ネットも真似をしたい。


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