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日本在宅医学会のメインシンポの座長を任されました。

明日から２日間、大阪千里のライフサイエンスセンターで

第１３回日本在宅医学会大会が開催されます。

http://www2.convention.co.jp/zaitaku2011/index.html

私は、初日の午後３時からのシンポジウムの座長を拝命しました。

http://www2.convention.co.jp/zaitaku2011/program.html

そのシンポの終了後には、市民公開講座も予定されています。

この学会には、医療者はもちろん市民も参加できます。

私自身、この数年間、毎回参加し最近は発表もしててきました。

昨年は試験を受けて、「日本在宅医学会専門医」も取得しました。

そうそう、この学会の重鎮に何度も聞きました。

「在宅医学」という「医学」がある、そうです。

そのエビデンスを出すのがこの学会の使命です。

似たような名前の学会に「在宅医療学会」という学会もあります。

こちらは外来や在宅での抗癌剤治療を議論する学会だそうです。

私は、両者の名前が、逆のような印象を持っているのですが・・・

何はともあれ、在宅医学の全国大会が大阪で開催されますので

ご興味のある方は、是非遊びに来てください。

それにしても最近は、在宅がらみの学会や研究会が本当に増えました。

これも時代の要請なのでしょうか。

一部「在宅バブル」とも揶揄されますが、在宅需要は増加の一途です。

モラル、信頼、技術、透明性に裏打ちされた在宅が求められています。

さて、今回、大会長から私に与えられたテーマは、「楽しむ」。

「この手の学会は死ぬことばかり論じられているが、ほんとうは

生きる目的は楽しむことである！」との勅命を頂きました。

ごもっとも。

それに相応しい４人のシンポジストが揃いました。

ごく簡単にご紹介いたします。

○丸尾多重子さん

言わずと知れた「つどい場さくらちゃん」代表で、２週連続の出演。

楽しむための「か・い・ご」を熱く語って頂きます。

○小谷泰子先生

日本ではじめて歯を削らない町の歯医者さん。嚥下障害の第一人者。

「楽しむための嚥下リハ　ー食医のすすめー」で語って頂きます。

○服部政治先生

癌研有明病院麻酔科・ペインクリニックの医長。緩和医療の権威。

楽しむための「緩和医療」を、語って頂きます。

○岡原仁志先生

山口県の大島という島でご開業。パッチアダムスのお弟子さん。

楽しむための「ハグとユーモア」について、熱く語って頂きます。

最後に、わたくし、長尾は・・・

４人のエキスパートのお話をただただ「楽しま」せて頂こうと

「楽しみ」にしております。