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もう限界。発想を変えて!

2011年04月05日(火)

たった今も、壊滅地区の被災地から悲鳴が聞こえて来る。
私は最初から警告してきたが、体育館型の避難所はもう限界だ。
物資を送ることより、疎開を促す方が人命を救う。
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以下、現場で活動する医師のリアルタイムの情報を
引用させていただきます。(本人の了解を頂いています)


このまま避難所での生活は限界です。

いくらボランティアが炊き出しを行っても、

医師が巡回しても感染症を食い止めることは

出来ません。

 清潔な環境で生活を出来る様に集団避難を

しなければなりません。それが旅館であろうと、

仮設住宅であろうと構わないと思います。

精神的にも普段の生活に近いもので、毎日入浴の

出来る環境にしなければなりません。

このままでは避難所で第4次災害で病人、死人が増加します。

 是非協力し合って活動をしたいと思います。

宜しくお願いいたします。


もう限界です。集団避難をさせて
行かなければなりません。

未だに公民館やコンサート会場の入口に段ボールを引いてその上に毛布を

しいての生活です。

自ら避難され、やっと生き延びた命をこのままここで見捨てるわけには行きません。

是非動きを作りましょう!



壊滅地区が、こうなることは、最初から分かっていた。
16年前に被災者として、医療者として、まがりなりにも
震災を経験している。

残酷なようだが、これが、私の結論である。

だから「無料新幹線」なのだ。

 



 

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この記事へのコメント

なかなか土地を離れる勇気というのが難しいでしょうね。
しっかりとした社会保障と説得を続ける必要はあるように思います

Posted by きみきみ at 2011年04月05日 11:26 | 返信

きみきみちゃん、長尾です。
土地を離れるのは、1週間でもいいのです。
まあ、まさにショートステイですね。
ショートトリップでもいいです。

Posted by 長尾和宏 at 2011年04月07日 11:08 | 返信

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