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福島には原発は必要だった・・・
2011年04月13日(水)
しかしこれからは、違う、だろう・・・
過去と現在、これまでの利益享受と事故の処理、を分けて考えなければ。
福島には原発が必要だった
http://d.hatena.ne.jp/ayua/20110411/1302526954
こんな事情も知っておく必要がある。
反原発=勝ち組
推進派=負け組、
ではない。
今は、賛成派も反対派も無く、ただただ、国を上げて、
今後の損失を少なくする知恵を出し合う時。
政府の判断に、非難が集中している。
私は、いつの時代でも、政治とはこのようなものだと思う。(諦観)
阪神大震災の時、「ここは無政府状態」だとずっと感じていた。
明日の日本は無いとさえ思っていた。
今の被災地の方も、同じ気持ちだろう。
最も欠けているのは、丁寧なインフォームドコンセント。
医師が、がん患者さんにバッドニュースを伝える時と同じだ。
私は毎日、遅くまでそれをやっている(つもりかな?)。
何故、バッドニュースを聞いた時の、相手の気持ちを心にかけないのだろう。
ちょっとしたことで、救われることもあるのに、もったいない。
権力者は被災者の心に寄りそった言動が求められる。
(=医者は患者さんの心に寄りそった診療が求められる)
天皇陛下の振る舞いを見習うべきだ。
被災者の心を癒す言動が、大勢の命を救う。
今は、そんな時だ。
結局は、権力者個人の資質の問題なのか。
悲しいが、期待も非難もせず、やり過ごすしかない。
(しっかり非難しているが・・・)
今は、このブログを権力者に読んで欲しい。
もっと被災地の生の声を伝えたい。
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この記事へのコメント
上記のブログ、読みました。推進派だった人が後悔と反省の思いをこめて綴ったものと受け止めました。コメントには厳しい意見もありますが、私は理解しました。いいえ、これを読む前から、多くの人は原発を持つに至った地域の状態は察知していると思います。北海道もしかり、青森県もしかり、新潟県もしかりです。
でも今必要なのは過去の成り行きを非難しあうのではなく、将来に向かっての決断をすることだと思います。電気を使っているから原発はいらないと簡単に言えないというのは、おかしいと思います。できない理由を捜すことは諦めを生んで、結局また同じことの繰り返しです。世界には原発を選択しない国もあることを忘れてはなりません。まずは、「もう日本に原発は必要ない」と決めることです。それからその目標に向かって前進していけばいいのです。なんとでもなります。
機械は壊れます。人間はミスをします。未来に計り知れない危険を残すことを知りながら現在の利益のために足踏みするのは愚か過ぎます。使用済みの核燃料はほぼ永遠に冷やし続けなければならないのですよ。先生も、弱腰にならないで、「原子力はいらない!」と言ってください。熱血先生、いつも応援しています。
Posted by 道産子 at 2011年04月14日 02:07 | 返信
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