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よろず相談には、がん再発難民ばかり
上流は診るけど、下流は診ない、知らない
2011年06月04日(土)
がん再発難民が、沢山、相談に来られる。
匿名相談なので、傾聴が大半。
しかし、この国のがん医療は、いったいどうなっているのだろう。
・がん対策基本法
・かん拠点病院
・がん専門医、がん専門看護師・・・
立派なものは、沢山出来た。
しかし、これらは、上流だけの世界。
では、下流は誰が診るのか。
ホスピスの緩和医療専門医か。
それ以外は、いないのか。
上水道だけで世の中、回りますか?
下水道は、見たくない部分?
そこで喘ぐひとは、どうでもいい?
喘ぐ人を受け入れる作業も、どうでもいい?
そんな仕事には、興味が無い?
よろず相談室には、行き場の無い声が届けられる。
この国の医療は、いったいどうなっていくのか。
私の処方箋は、2つ。
1 医学教育の根本的変革。人間を診る、生活を診る医療への転換。
2 患者への啓発。死生観の醸成のお手伝い。
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この記事へのコメント
患者への啓発。死生観の醸成のお手伝い。
ここまで 考えて下さる 町の開業医さんが果たして・・・いるのやら
Posted by 井澤です at 2011年06月06日 11:05 | 返信
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