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救急車の出動は、半数以下にできる
2011年06月27日(月)
本当にお金が無い人は、救急車と言う名の「無料タクシー」しか使えない。
救急車の出動回数は、簡単に半数以下にできると思うのだが。
よくみる、腑に落ちない救急搬送。
1 夫婦喧嘩での、腹いせ搬送
2 ヒステリーで救急車を呼ぶ
3 病院に裏口入院できるように呼ぶ
4 お金がないので単純にタクシー代わりに呼ぶ
寝台車も介護タクシーもお金がかかるので・・・
5 微熱が出ただけで、家族が慌てて呼ぶ
6 在宅看取りの予定が怖くなって、死ぬ寸前に家族が呼ぶ
7 死んでいるのに、往診医が待てずに、遠くの親戚が呼ぶ
8 転んでかすり傷なのに、気が動転して、家族が呼ぶ
9 軽いめまい発作でも、「こんなの初めて!」と言って呼ぶ
10 自分で呼んだのに 「救急車に運ばれた」というために呼ぶ
11 病院の医師が、自宅で看取らせるために、帰宅に向かって呼ぶ
12 検査来院なのに、めんどくさいのか、無料の救急車を呼ぶ
13 単なる低血糖で、救急搬送は必要ないと言っても、開業医の
意見など無視して、勝手に脳外科に搬送する無知な救急士
14 めまいが収まっても、念のためにと呼ぶ
15 少しでもいい医者に診てもらえると期待して呼ぶ
16 確実に死んでいる超高齢者を搬送することが善と信じている救急隊
17 酒を飲み過ぎて、何度も救急車を呼ぶ
18 家の前で転んで、かすり傷なのに、念のため呼ぶ
19 1回吐いただけで、「死ぬかも」と呼ぶ
20 救急じゃないのに、救急と偽って呼ぶ・・・・・・・・・
多くの市民が、
● 救急車がタダなのは当たり前。
● 呼べばすぐ来て、最高の病院に運ばれて
テレビに出てくるような名医に見てもらえるはず。
● 医療者は、真夜中でも、患者に尽くすのは当たり前。
と、勘違いしているように感じる。
呼ぶ市民も市民。
運ぶ救急隊の救急隊。
それを直視しない医療者も医療者。
だれも正面切って、救急搬送に向き合って来なかった。
「救急搬送問題」を、「たらい回し」してきた結果。
そろそろ、そんな我儘も、限界が近い。
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