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認定調査までに元気にしたらダメ
2011年06月27日(月)
タダの発熱から、死ぬ寸前まで、実に様々。
比較的多いのは、腰部脊柱管狭窄症や骨粗しょう症による腰痛発作だ。
訪問すると、寝返りも打てない人が、顔をしかめて、もがき苦しんでいる。
アイシング、湿布、痛み止めの飲み薬や座薬や注射でもしようかと思う。
しかし、念のため、介護保険について聞いてみる。
そのような方は、まだ無認定や、要支援くらいの方が、多い。
普段から、自宅内のADLであったのが、ちょっとした拍子で
普段の腰痛が増悪してしまった。
長い目で見ると、広義の老化に伴うADL低下。
仕方がない。
でも、この際に、要介護度は上げておこう。
しかしそれを忘れてしまい、
すぐに痛みを取ってしまうことが多い。
寝たきりだったのが、認定調査の時には、結構元気に。
また、要支援の結果が届く時には、また、寝たきりに近い状態に戻っている。
ケアマネさんに睨まれる。(ような気がする)
また、やってしまった・・・
仕方なく、再度、認定調査を依頼する。
また3万円の税金が無駄になる・・・
だから、最近は、慌てて、痛みを取らないように、気をつけるようになった。
でも、なんで、こんなショームナイことを考えて治療しなければならないのか。
すべては、いい介護度をもらうため。
いい学校に子供を入れたい親のよう。
せっかく高い介護度をゲットしても、
超営利系企業のケアマネは、絶対に、訪問看護を入れない。
「訪問看護は、医療保険で勝手にやっておいてくださいね!」。ガチャン。
トホホホ・・・。
もう、グレてやる!
と思ったことが、何度もあった。
という訳で、
「介護認定という入学試験前には、元気にしてはいけない。
できるだけ、弱ったままにしておかねばならない・・・???」
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この記事へのコメント
わかります!
整形病棟で管理職してますが、私も術後の急性期に調査に来てもらうようにしています。
そのほうが退院時選択肢が拡がりますから。
Posted by 匿名 at 2011年06月28日 12:20 | 返信
長尾先生のようにそこまでお考えの先生はいらっしゃらないと思います。
介護度を下げてほしくない方は、ご家族さんがいればその方に、
いなければ私が主治医の先生に「介護度が下がったら本当に困るんです・・・」
と足を運びます。
結構、重く書いていただける先生が増えてきたように思いますが、
大病院の先生は在宅の様子を知らないことが多いので
内容が薄いです。そんな時はやはり、介護度が低く出ます。
神戸市は他市に比べ、厳しいと聞きました。
結果が出るころにはよ容態が変化しているのはよくあるので
たまりません。
介護保険、介護認定、現場からするととても使いにくいです。
Posted by ゆうこ at 2011年06月28日 12:36 | 返信
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