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他人事から自分事の、がん療養
2011年07月04日(月)
北の大地から、尼の雑踏へ。
深夜まで現実社会と格闘していた。
今日一日で、何度、がんの相談を受けたことだろう。
外来も在宅も。
至るところ、がん患者さんだらけ。
当たり前だ。
人間の半分は、がんになる。
症状が出てからは、ほとんどが末期状態。
助かりたければ、症状の出る前に発見されること。
相談される9割以上が、末期がんの相談。
せっかく相談されても、治療法が無い方も多くいる。
最近、膵臓がんの相談がやたら多い。
症状があって病院に行ったら、末期状態だった、という話をよく聴く。
糖尿病専門の医師の中には、血糖しか診てくれない医師がいる。
膵臓は消化器科というジャンルの医師の守備範囲だという理屈だ。
がん検診、
がん療養が、
自分たち自身の問題として認識されるまでが勝負だ。
身内や芸能人ががんになって、怖くなって、
はじめて、がん検診を希望される人も多い。
今まで他人事だった「がん療養」が、自分事となる日、だ。
至るところ、がん患者さんだらけ。
当たり前だ。
人間の半分は、がんになる。
症状が出てからは、ほとんどが末期状態。
助かりたければ、症状の出る前に発見されること。
相談される9割以上が、末期がんの相談。
せっかく相談されても、治療法が無い方も多くいる。
最近、膵臓がんの相談がやたら多い。
症状があって病院に行ったら、末期状態だった、という話をよく聴く。
糖尿病専門の医師の中には、血糖しか診てくれない医師がいる。
膵臓は消化器科というジャンルの医師の守備範囲だという理屈だ。
がん検診、
がん療養が、
自分たち自身の問題として認識されるまでが勝負だ。
身内や芸能人ががんになって、怖くなって、
はじめて、がん検診を希望される人も多い。
今まで他人事だった「がん療養」が、自分事となる日、だ。
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この記事へのコメント
大阪府がん対策推進条例が、今年3月成立。条例に基づいて、現在、組織の再編が進行中です。大阪府がん対策推進委員会(委員30名、患者枠3名。私も、その中の一人として参画の予定)をトップに、12部会を設けてることになっていて、8月にはスタートできると思います。
私が主宰する「吹田ホスピス市民塾」では、今春、目的を拡大。がんの川上(予防と早期発見・早期治療)から川下まで(患者・家族の交流とご遺族のグリー不ケア)としました。
5年間で、32回の公開講座を開催してきましたが、がんに対する市民の関心、そして、死に対する用意(心構え)の足りなさを痛感いたします。その意味でも、予防(100%は出来ないが)に、行政・医療者・市民が、スクラムを組んで取り組む必要があると思います。
大阪府で、少しずつであっても、前進させていきたいと思います。以上
Posted by 小澤 和夫 at 2011年07月05日 09:45 | 返信
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