- << 抗癌治療中の患者さんの相談
- HOME
- ヒロシマ・ナガサキを忘れない >>
このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com
京都で原発の講演
2011年08月06日(土)
頼まれれば何でもやる。
今日は、京都で原発の講演をした。
2時間半、ちょっと激しい講演になった。
今日は、京都で原発の講演をした。
2時間半、ちょっと激しい講演になった。
「原発作業員の労働衛生ー放射線障害の多様性と不確実性ー」
MRICに4月16日に、小文を書いたことがきっかけで
今日の講演を依頼された。
作業員の労働衛生が無茶苦茶なこと。
監督官庁の怠慢。
消される名も無き労働者の実態、などを話した。
ついでに、低線量被曝についても話した。
調べると矛盾する話ばかり。
まさにブラックボックスだ。
チェルノブイリで、子供の甲状腺がんを除いて
がんが増加したという報告がないこと。
また、セシウムに健康障害の報告がないこと、には驚いた。
20~100mSvのうち、日本は20mSvを選択した。
ICRPは、100mSvでも大丈夫と言っている。
しかし、相反する報告もある。
作業員の被曝は、250mSvに引き上げられた。
これで、本当に大丈夫なのか?
原発周囲の作業員の労働衛生管理と
周辺市町村の住民の低線量被曝は分けて考えるべき。
今後は内部被曝が大切。
その実態を、ホールボデイカウンターで
早急に調べるべきこと。
小出先生の言われる、1mSvでも危険という説もある。
しかし、自然放射線被曝は、2.4mSvもある。
花崗岩の建物周辺では、もっと高くなる。
一方、CT検査は、6.9mSv
1日2合の飲酒は、2000mSV
タバコは、4000mSv
だんだん、分からなくなる。
大変なのか、大変でないのか?
もちろん大変なのだが。
子供は、学校単位で疎開すべきなのだが・・・
年齢と性別をもっと考慮すべきだ。
子供の感受性は大人の数倍。
当然、別枠にすべきだ。
あっという間の2時間半。
終末期医療や連携の話ばかりしていたので新鮮だった。
帰りの電車から見えた淀川の花火が綺麗だった。
ああ、夏休み。
青春時代が懐かしい。
若者よ、旅に出てください!
PS)主催者は、なんと昨日の「みどりの未来」の関係者だった。
ご縁とは恐ろしいもの。世の中は狭い。
MRICに4月16日に、小文を書いたことがきっかけで
今日の講演を依頼された。
作業員の労働衛生が無茶苦茶なこと。
監督官庁の怠慢。
消される名も無き労働者の実態、などを話した。
ついでに、低線量被曝についても話した。
調べると矛盾する話ばかり。
まさにブラックボックスだ。
チェルノブイリで、子供の甲状腺がんを除いて
がんが増加したという報告がないこと。
また、セシウムに健康障害の報告がないこと、には驚いた。
20~100mSvのうち、日本は20mSvを選択した。
ICRPは、100mSvでも大丈夫と言っている。
しかし、相反する報告もある。
作業員の被曝は、250mSvに引き上げられた。
これで、本当に大丈夫なのか?
原発周囲の作業員の労働衛生管理と
周辺市町村の住民の低線量被曝は分けて考えるべき。
今後は内部被曝が大切。
その実態を、ホールボデイカウンターで
早急に調べるべきこと。
小出先生の言われる、1mSvでも危険という説もある。
しかし、自然放射線被曝は、2.4mSvもある。
花崗岩の建物周辺では、もっと高くなる。
一方、CT検査は、6.9mSv
1日2合の飲酒は、2000mSV
タバコは、4000mSv
だんだん、分からなくなる。
大変なのか、大変でないのか?
もちろん大変なのだが。
子供は、学校単位で疎開すべきなのだが・・・
年齢と性別をもっと考慮すべきだ。
子供の感受性は大人の数倍。
当然、別枠にすべきだ。
あっという間の2時間半。
終末期医療や連携の話ばかりしていたので新鮮だった。
帰りの電車から見えた淀川の花火が綺麗だった。
ああ、夏休み。
青春時代が懐かしい。
若者よ、旅に出てください!
PS)主催者は、なんと昨日の「みどりの未来」の関係者だった。
ご縁とは恐ろしいもの。世の中は狭い。
- << 抗癌治療中の患者さんの相談
- HOME
- ヒロシマ・ナガサキを忘れない >>
このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com
この記事へのコメント
帰りは淀川がみえたんですか^^
良い話うかがえてよかったです♪
Posted by きみきみ at 2011年08月07日 11:49 | 返信
コメントする
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL: