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骨粗しょう症は生活習慣病?

2011年09月08日(木)

「骨粗しょう症は、生活習慣病」
「それを診断、予防するのは、内科医の仕事」
虎ノ門病院内分泌センター部長の竹内靖博先生の講演を拝聴した。
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日本は、欧米に比べて椎体骨折の発生率が高い。
内科医は、骨粗しょう症を早期に発見し、
積極的に介入すべき。

メタボを診るなら、ロコモも診て、予防せよ。
運動や食事療法が、中心であるが、
ビスフォスフォネートやSERMという薬を活用すべき。

私が竹内先生にした質問と竹内先生の回答。

Q 閉経後女性へ、エストロジェンとSERMを併用投与
  すれば合理的ではないのか?

A そのとうりで、海外では合剤が開発されている。
  しかしエストロジェンは、乳がんや子宮がんのリスクがあるため
  SERMのほうが合理的だと思う。

Q 何故、生活習慣病なのか?
  抗加齢内分泌療法と表現するのが本当ではないのか?

A そのとうりだが、
  生活習慣病と言ったほうが啓発しやすいのでは。


私の感想
内分泌医の視点から、内科医の仕事と言った意義は大きい。
しかし、無理やりに生活習慣病にせず、生理的現象と言ったほうが
正しいのではないか。

正しい、経皮的エストロジェン補充療法(HRT)を行えば
SERMの出番は、そう多くはないのではないか。

金沢大学の小池先生の講演を聞いたばかりのせいもあるが、
HRTの普及と両輪と考えるべきはないのか。

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