自主避難から国策避難へ

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自主避難から国策避難へ

2011年09月12日（月）

福島の子供と生殖年齢の方の将来を考えると、
避難区域外のひとも避難したほうがいいのではないか。
今からでも、自主雛から、国策避難に変えたほうがいいと思う。

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福島、とくに避難区域周囲の放射能による健康障害
については諸説さまざまある。

大変なことになるぞ、という説と
大丈夫だ、という説。

子供たちと生殖年齢にある人たちは、
避難ないし疎開したほうがいいのではないか。

自主避難という言葉が使われているが
国策避難を推奨すべきではないか。
安全を優先するのだ。

補償費用が無いから国は嫌がるだろう。
しかし将来を考えれば、お金のことは言ってられない。
東電や国の拠出になろだろうが、当然のこと。

生活保護費が３兆円を超えた。
不正受給者も目立ってきた。
これを厳しく取り締まり、被災者援助に充てて欲しい。

このままでは、遺恨を残す可能性がある。
だから国は、勇気を出して、子供と若い女性には
「避難勧告」を出して欲しい。

もちろん、それを知って留まるひとはいい。
しかし、迷っているひとの背中を、国が押すべきだ。
これは大変な勇気がいること

しかし、今、決断してほしい。
周辺地域の若者の将来が心配。

疎開先と故郷の移動はOK。
週末だけ、里帰りでも構わない。
可能な限り、被ばくリスクを少なくする処置を講ずるべき。

これにより、地域のバランスが崩れるだろうが、
仕方がない。
老人村ができるだろうが、将来のことを考えると止むを得ない。

９．１１を無事に過ごした今
そう考えている。

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posted by 長尾和宏 at 00:19 | Comment(2) | TrackBack(0)

この記事へのコメント

テレビを見ているとわからなくなります。
避難したほうがいいとおもうのですが、
TOKIOの番組の鉄腕DASHなんてみると（福島県浪江町近くに村を作ってたようです）
複雑な想いがします。。。
除染が済むまで、避難したほうがいいと思うのですが・・・。

Posted by きみきみ at 2011年09月12日 10:22 | 返信

長尾先生、ご無沙汰です。私も先生の意見とまったく同じです。国は当初より、「パニックを引き起こさないため」と称した、事故被害規模の矮小化には腐心してきましたが、国民を適切に避難誘導したり避難者の生活基盤や生活保障のための施策や努力はまったく行いませんでしたね。事故収束の見込みもないまま、今度は避難区域解除とか言い出しています。義弟が郡山で幼子を二人抱えています。新築した一戸建てのローンはまだ払い始めたばかり。子どもたちだけでも避難を、と家内と当初説得していましたが、離れ離れで暮らすことを、強要するわけにもいかず、ましてや一家避難といっても、やっと見つけた今の会社を辞めるわけにもいかない現状。むしろ復興需要で忙しいくらいとのこと。義弟はいまだに郡山です。在NYの私の姉は、私に渡米してくるように強く言ってきましたが、私にもここでの生活基盤がある。「気安く言うな！」と姉にキレたとき、ハッと私も義弟に同じことを言っていたのだと、気づきました。長尾先生、またゆっくりお話したいです。11月、今年もお会いできますか？

Posted by きむらとも at 2011年09月17日 12:14 | 返信