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鳥越俊太郎氏のエンデイングノート

2011年10月10日(月)

午後は、鳥越俊太郎氏の講演を拝聴した。
65歳で大腸がんを患われた。
かなり若く見えるが、現在、71歳だそうだ。
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最近、エンデイングノートという本を書かれた。
死ぬ本ではなく、生きてきた道を振り返る本だ。
講談社からは、「がん患者」という本も書かれている。

彼は、毎日新聞の記者として
大阪の岸和田市で2年半を過ごした。
その後、中東イランに派遣された。

そんな鳥越氏の死生観を聞かせて頂いた。

葬式不要。
戒名不要
骨壷はテレビの上に置いておく。

がんで死ぬのも悪くない。

2人に一人はがんと一緒に死んでゆく。
死ぬ前に、がんだけ飛び出して逃げやしない。
がんは、宿主ともに自滅する。

だから、がんは戦友だ。

彼は、現在、週3回ジムに通っている。
足を鍛えるためだ。

転倒、骨折、病院。
転倒、骨折、病院。
転倒、骨折、病院。

終末期とは、そのくり返しだ。

そのうち認知症が出てくる。

可能なら、
死ぬ日まで歩いていたい。
死ぬことに際し、自分なりの演出は欲しい。

オスカーピータソンのジャズを聴きながら
死にたい。

モーツアルトの40番の交響曲も
バッハのチェンバロ協奏曲も
最後に聞きながら天国に行きたい。

みんなも今から死に方を考えておいたほうがいい。
それが自分自身へのプレセント。

鳥越氏のポジテイブ思考に学ぶところが多い。

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