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ラップ療法ならぬ、新聞紙療法

2011年10月19日(水)

じょく創治療法として有名かつ認知されたラップ療法。
なんでも拒否の、在宅患者さんから初めてのSOSコールがあり駆けつけた。
そこには、見たことがない大きなじょく創と大腿部の著明な炎症があった。

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入院を勧めたが、拒否。
しかし、このままでは死ぬのではないかと思うほどの重症のじょく創。
最近、じょく創は極端に減ってきた中での、大物との遭遇。

ラップ療法と抗生剤点滴を開始。
わずか1週間で劇的に改善した。

白血球 22000 が9000に。
CRP   25 が 0に。

アルブミン2.7と低栄養で、下半身完全マヒなのに治ってきた。
ラップ療法が効いたのかと思いきや、
毎回、ラップがズレて、創部には、新聞紙が張り付いているという。

ラップ療法なたぬ、新聞紙療法で、重度のじょく創が治った!
とも、思ったが、そうでもないだろう。

勝手に治った。
自然治癒力。

水道水で洗っただけで治った。
しいて言うなら、洗浄療法ないし自然治癒力。

治るもには治るし、治らないものは治らない。
生きる者は生き、死ぬものは死ぬ。

これでは身も蓋もないが
新聞紙がくっついた創を見ながら、そう感じたのは事実。

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