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患者を選ぶ病院附属の訪問看護ステーション
2011年11月03日(木)
病院が続々と在宅医療に参入している。
在宅療養支援病院にも、全国で300もの病院が登録していると聞く。
そこには、訪問看護ステーションを併設している病院もある。
在宅療養支援病院にも、全国で300もの病院が登録していると聞く。
そこには、訪問看護ステーションを併設している病院もある。
一見、いい話だ。
しかし、病院附属の訪問看護ステーションは、患者を「選ぶ」。
病院に帰ってくる可能性がある患者宅は訪問するが、可能性がないところは切り棄てる。
結局、「キャッチ看護師」のための訪問看護ステーションなのだ。
もちろん、「在宅看取り」のような面倒くさいことはしない。
看取りの可能性がある患者さんは、自分の病院に入院させて看取る。
患者を選ぶ訪問看護ステーションと、選ばないステーション。
これは、病院のためのステーションと、患者のためのステーションとも言える。
訪問看護の原点からかなり逸脱した病院附属ステーションが増えてきている。
見棄てられた患者さんは、我々のような民間ステーションに投げられる。
悲しいかな、これが現実だ。
病院が訪問看護をする意味を、訪問看護の原点から再度考えて欲しい。
でも、そんな理由で患者を選んでいて、心が痛まないのかな?
自分の病院で診ていた患者さんを見棄ててオカシイと思わないのかな?
今度、そこで働く、訪問看護師さんにコッソリ聞いてみよう。
しかし、病院附属の訪問看護ステーションは、患者を「選ぶ」。
病院に帰ってくる可能性がある患者宅は訪問するが、可能性がないところは切り棄てる。
結局、「キャッチ看護師」のための訪問看護ステーションなのだ。
もちろん、「在宅看取り」のような面倒くさいことはしない。
看取りの可能性がある患者さんは、自分の病院に入院させて看取る。
患者を選ぶ訪問看護ステーションと、選ばないステーション。
これは、病院のためのステーションと、患者のためのステーションとも言える。
訪問看護の原点からかなり逸脱した病院附属ステーションが増えてきている。
見棄てられた患者さんは、我々のような民間ステーションに投げられる。
悲しいかな、これが現実だ。
病院が訪問看護をする意味を、訪問看護の原点から再度考えて欲しい。
でも、そんな理由で患者を選んでいて、心が痛まないのかな?
自分の病院で診ていた患者さんを見棄ててオカシイと思わないのかな?
今度、そこで働く、訪問看護師さんにコッソリ聞いてみよう。
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この記事へのコメント
いつも大変お世話になっております。
当院でも「在宅は入院のsourceだ」という意見もありますが、私は「在宅患者は”在宅病棟”に既に入院している患者だ」と言い続けながら、なんとか在宅看取り年間40名を維持しております。
一度当院の訪問看護師の意見もコッソリ聞いてやってくださいっ!(笑
Posted by みどり病院 清水 at 2011年11月04日 09:16 | 返信
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