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危篤の犬
2011年11月15日(火)
今日も夜遅くまで往診。
ある寝たきり患者さん宅には、危篤状態の犬がいた。
いつも元気に吠えるのが、今日はうつろで、目は死んでいた。
ある寝たきり患者さん宅には、危篤状態の犬がいた。
いつも元気に吠えるのが、今日はうつろで、目は死んでいた。
心不全と腎不全。
脱水で毎日、輸液をしているが(もちろん動物病院で)
心不全があるので水がたくさん入れられないという。
見ただけで分かる脱水だった。
余命、1日か。
このワンちゃんに会うのは、今夜が最後だろう。
おでこを何度もなでた。
瞬きをするだけで反応が乏しい。
生きているのか、、死んでいるのか分からないくらい衰弱している。
死ぬ時は人間も犬も一緒。
しかし、この犬は、まだ13歳。
俺は、4倍も長生きしている。
そう思うと、さらにこの犬がせつなくなった。
犬のことばかり話して、家を出た。
何のためにその家に訪問したかすっかり忘れていた。
そうそう、おばあちゃんが風邪を引いたのだった。
今夜ばかりは、風邪の寝たきりばあちゃんより、
危篤の犬のほうが優先順位が上だった。
脱水で毎日、輸液をしているが(もちろん動物病院で)
心不全があるので水がたくさん入れられないという。
見ただけで分かる脱水だった。
余命、1日か。
このワンちゃんに会うのは、今夜が最後だろう。
おでこを何度もなでた。
瞬きをするだけで反応が乏しい。
生きているのか、、死んでいるのか分からないくらい衰弱している。
死ぬ時は人間も犬も一緒。
しかし、この犬は、まだ13歳。
俺は、4倍も長生きしている。
そう思うと、さらにこの犬がせつなくなった。
犬のことばかり話して、家を出た。
何のためにその家に訪問したかすっかり忘れていた。
そうそう、おばあちゃんが風邪を引いたのだった。
今夜ばかりは、風邪の寝たきりばあちゃんより、
危篤の犬のほうが優先順位が上だった。
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