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看護師さんからの便り(北海道編)
2011年11月24日(木)
全部で333通。受講者のちょうど1割。
北海道から順番にアップさせていただく。
北海道
はじめまして。
私は北海道小樽市の看護師です。
11日の研修で長尾先生のご講義を受けさせていただきました。
以前、私は札幌の病院で働いておりました。
外来と病棟、手術室で勤務をしましたが、経験を重ねる毎に患者さんの退院後の生活が気になりつつも何も行動を起こすことなく時が経過してしまいました。
大学病院退職後は、青年海外協力隊としてドミニカ共和国で2年間のボランティア活動を経験しました。
ドミニカには、首都の一部に最先端の医療を受けられる大病院があります。
それ以外は、貧しい集落に診療所(公立)があるといった状態です。
診療所では大した医療は受けられません。
村では脳梗塞で半身マヒになった老人や、様々な障害を持った人々が暮しています。
治療を受けられる人はいませんが、それでも地域で暮しています。
病気があっても障がいがあっても、人はそのありのままの姿で地域で暮していけることを知りました。
人が生きる場所は地域だと思いました。
現在は小樽の病院で地域連携室の退院調整看護師として働いております(今年度からの立ち上げです)。
まだまだ力不足、経験不足ではありますが、家に帰りたいと望まれる方々の力になりたいと思いながら働いております。
先生の書かれた本を読みたいと思い、メールを書かせていただいております。
先着30名に当選できましたら幸いです。
―――――――――
北海道で受講しました。六年目の看護師です。学生時代に在宅医療をみて、将来は訪
問看護をしたいとおもってます。
videoの中で在宅は世界最高の特別室やでといっていたのが心に残りました。
今日は受講してよかったと思いました。ありがとうございました。本ください(笑)
本日は貴重な御講義をありがとうございます。
旭川会場で受けています。
紹介されていた先生の本を読んでみたいと思います。
本日、看護協会の研修に札幌会場で参加しました。
現在、脳外科中心の急性期病院で外来兼地域連携室で勤務しています。
もともと老健で認知症専門棟で勤務しており、介護にも興味がありました。
三好春樹先生の講演もよく聞いていました。
長尾先生のお話しは、在宅や介護についていろいろ思い出すきっかけとなり、今の職
場で在宅に帰る患者に私ができることは?と考える機会となりました。
ありがとうございました。
本、欲しいです
よろしくお願いします。
初めまして。
本日の研修に、札幌から参加しておりました。
メールをするのも、なかなか勇気がいるものだと思いながらも、今日の長尾先生の講義を拝聴出来た喜びを伝えたくて、キーボードを叩いております。
私は、札幌にあります病院で、ケアマネージャーをしている者で
す。
訪問看護という職業に魅力を感じ、28歳のときから在宅に携わっております。(ちな
みに今は40歳です。)
ずっとケアマネと訪看を兼務していましたが、やっと念願叶い、ケアマネージャー専
任として2年目を迎えたところです。
今や8割を介護職が占めるケアマネージャーという職業。
それでもベースはやはり看護職が適任なのではないか、と自負しながら毎日仕事と格
闘しております。
本日の講義の中で、一番興味深かったのは、少しだけ話のあった「胃ろう」のことで
す。
リアルタイムなお話にもっと先生のお考えを拝聴したかったのですが・・・。
(実は、話の中にあった文藝春秋、奇遇にもカバンに忍んでおりました。私は尾崎豊
の記事が読みたくて購入したのですが・・・。)
先日、ある利用者の奥様からこう言われました。(患者さんはPSPの方です)
「胃ろうは、ただ生き永らえるためのもの。生かされているということに今になって
やっと気がついた。気管切開もそうですよね。どうして、病院はその先の説明をもっと患者や家族にしなかったのか!」と。
病院よりも、住み慣れた家でゆっくりと最期を迎えてあげたい、という思いで在宅療
養を選択し、
この11月で丸2年を迎えた方のお話です。
私もハッとしました。
経口摂取ができなくなったら、その先に胃ろう造設はあたりまえの流れだと思ってい
ましたので、その方の言葉に衝撃が走りました。
同時に、支えきれていない自分に悔しさ、というよりも空しさが込み上げました。
そこに、今日の先生の講義です。いろいろと考えさせられています。
「一度入れてしまったものは、もうあとには引けませんよね。胃ろうも気管切開も、
抜いてしまったら殺人罪ですから」
重いです。この言葉。
本当でしたら、1ヶ月に一度でも奥様がレスパイトできるのが理想です。
ただ、病院に対する不信感(在宅スタッフのように、きめ細かなケアは期待できない
ことをもう悟っていますので)で、
入院によるレスパイトは、望んでいません。
介護保険の施設では気管切開というだけで、どこも受け入れNOですので・・・。
他の病院を、と言っても、これ以上クレーマーにはなりたくありませんから、と。
家族が理想として、望んで選択した在宅療養という道。
それが揺らぎ、支える側も限界を感じてしまうこの現状。
先の見えない介護(非がん)ほど、家族にとっては暗闇を走るトンネルの中。
どう支えていいものか、と模索しているところです。
今日の講義では、長尾先生の明るい声とわかりやすい講義内容に救われた思いがしま
した。
やっぱり在宅って、いいよねって思えました。
励みになった本日の講義。
また、来週から張り切って仕事ができそうです。
出会いに感謝します。
ありがとうございました。
看護師生活も20年近くなります。大半を救命センターで勤務し、外来勤務になり4年になろうとしています。
3年くらい前に在宅で看取った患者と関わる機会があり、「自宅で亡くなることができる」と知りました。
昨年、40代前半の癌の末期の患者さんが「病院にいたら病人になってしまう。家にいたら病人ではいられない」と話していた事を今日のお話を聞いて思いだしました。
その言葉を聴いて、意識していませんでしたが、「病人」として接していたんだろうかと考えてしまいました。
この方は「最期は家族のそばで」という希望があり、当院に定期的に通院しながらも、訪問看護師、往診医を導入し、自宅で亡くなりました。
病院の中では見えない患者の背景が在宅医療では見えるし、患者だけではなく、家族との交流から気付く事もあると思います。
在宅医療、気になります。
今日は在宅医療についての講演ありがとうございました。
札幌で研修させてもらいました。
現在私は60歳で病院に勤務
一般病棟と療養病棟が2カ所私の病棟では47名中PEG 患者が16名います。
今のままでは医療崩壊が来ると思います。又きているとおもいます。
医療者は抜苦してあげられる最高の仕事です。
患者様が自宅で過ごすことで 安らぎのお手伝いをして
自分も恩恵を受けられるのですから 感謝です。
私も2年前にリビングウィルに入る機会があり入会させてもらいました。
私も管で繋がれるのはごめんです。
こんばんわ。
1才児の採血はどうだったのか・・・少し気になります。
私は苫小牧市の訪問看護室室長、退院支援室副室長として
お仕事させていただいております。
今年10月から訪問看護ステ-ションを訪問看護室に移行し、退院支援業務も兼務しています。
大学病院で11年、急性期病院で6年、訪問看護ステ-ションで15年、そして今、これまでの総括として
私の看護の集大成とも言える退院支援に関わることになりなした。
看護の真髄は訪問看護にあると思っています。
今日の研修は先生のエネルギーを頂けたような気がします。
急性期病院併設の訪問看護ステ-ションは中途半端で私の力不足なのかと自分を責めることも多く
今後について法人側と検討した結果、退院支援に私を必要としている、地域の医療、福祉との連携を
強化して行きたいとのことです。
地方都市は人材不足が深刻ですし、良い往診医はいないと言って良い程です。
理想を現実に近づけるべく努力をして行きたいと考え、そのためにはまず人づくりと思います。
小川さんの本を読みながら私の親友が同じ様に旅だった事を思い起こしていました。
友人は写真を自分で選び(率後30周年記念のクラス会に撮った写真)、最後の衣装は
白衣を選び、DM療養指導師の名札をつけて旅だって行きました。病気も転移の過程も小川さんと同じ様でした。
看護師って看護病にかかっているのではないかしら?
もっと心を自由に暮らしたいと思うのだけれど患者さんの顔が浮かんできます。
次回はナマのお話を聞かせていただきたいと強く思いました。
映像ではお顔も思い出せませんので・・・
今日はありがとうございました。先生のご健康を祈念しております。
昨日札幌会場で、先生の講義を聞いた者です。
先生の話を聴き衝撃を受けました。
在宅医療、看護をもっと理解しなければならないと
強く感じました。
私は総合病院で、脳外科、心外、精神科、ICU病棟
を経験して来ました。
私が在宅に興味を持ったのは、精神科に勤務した時です。
私は「急性期こそ看護」と思っていましたが、
今必要なことは患者を患者とみることではなく「生活者」
としてその人らしい生活をサポートすることだと思いました。
いずれ在宅医療看護をしたいと考え
在宅に必要だと思う勉強をし、資格も取得してきました。
でも、私やっぱり理解出来ていない。
病院にか経験していないからでしょうか。
先生の講義を聴きそうおもいました。
心に残る講義でした。
今後も機会があれば先生の講義を聴きたいと
思います。
ありがとうございました。
こんにちは
始めまして、私は北海道の札幌近郊にある江別在住です。
今回、~生活をつなぐ退院支援~看護協会主催の研修に相談員と参加させて頂きました。
今、研修が終わり職場に来たところなので早速メールしています。
お忙しい中、講演をしていただきありがとうございます。
私は、現在地域医療連携室で勤務しています。今年で3年目に入りました。
主に受診・検査予約、転院調整をしていますが、健康セミナーの企画、運営・病棟の患者さんの退院調整(相談員と)
地域医療機関への訪問活動などをしています。
今回の講演は、私が今仕事で直面していること、感じていること、そのままの内容だったので相談員とずっ~とうなずいて
聞いていました。長尾先生・秋山先生のお話やビデオで泣いてしまい、目は腫れるは、首は痛いわ…の状況です。(えらそうな言葉ですみません)
当院は、総合内科医がいて訪問診療をしており居宅・訪問看護ステーションを有しています。
急性期の病院の中では、認知症の方や独居の方などの入院を受け入れているので退院調整の難しさや在宅への調整が生活として
考えていかなければならない事は、少なからず理解してるつもりでした。
相談員(看護師・ケアマネ・社会福祉士の資格あり)の理解もあり、患者さんや家族の方の意向を考慮してくれて助かっています。
しかし、病棟・外来看護師の業務が介護的なケアー・処置に振り回され病棟・外来でのアセスメントが不足していると感じています。
地域医療連携室では、私1人なので居宅・相談員・地域医療連携室の3部署の管理と実働・看護部の委員会参加も兼務なので、
何かしらのアクションをしたいと思っても1人はできない…が現状です。
できないでは、現状から改善できないので事務・看護部に統計を出す、退院調整看護師の検討を訴えています。
地域がいかに病院と連携してサポートしていきたいと思っている事、入院時から退院に向けての支援がとても大切な事、
その方の生き方そして死を尊重・共感していくことが看護師としてのだいごみ…これを知らないなんて、看護師になった
なら知って欲しい、おもしろいのにと感じています。
この2日間はとても有意義な時間でした。もっと先生のような考え方で医療を担っていく医療者が多くなればいいなぁと日々
思います。自分のことばかり伝えてしまいすみません。
自分も周囲を巻き込み何かしら出来ることから、今後の方向性を考えて行動していきます。
つきまして、先生の著書を希望します。抽選にもれましたら、購入します。
長いメールですみません。
最後に、小川 香代子様の看護師としてまたひとりの人生の先輩として尊敬します。気持はものすごくつたわりました。
この出会いに感謝いたします。
先生も、お体にお気をつけてください。(えれそうですいません)そして先生とともに、思いをつなげてがんばっておられる皆様応援しています。
私も、遠くはなれた北海道でこの思いをまちがいではないと思いながら、仕事をしていきます。
このメールをみていただければ幸いです。
初めまして札幌市在住、坂泌尿器科病院病棟勤務です。昨日は、貴重な講義を開いてくださいましてありがとうございました。札幌は、まだまだ遅れていると感じました。人口が少ないので病床があるってことでしょうか。それでも、自宅へ帰りたいという強い気持ちは、北海道の患者さんも同じです。「自宅が一番の特別室」という小川さんへの言葉は、本当にその通りだと思いました。 私の両親は18年前に相次いで癌で亡くなりましたが、その頃は自宅で最期を看取るなんて考えもしませんでした。今回、長尾先生の講義を受けて「できるんだ」と思いました。そして、頑張ってみたいと思います。小川さんのバトンを受け取って、ゆくり走って少しづつ進んでみます。ありがとうございました。 札幌は、先月から家の近くに熊やエゾ鹿が出没したりしています。熊はそろそろ冬眠です。先生も休める時に、少しでも眠ってエネルギーを蓄えてください。
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