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近くの開業医より、遠くの悪徳在宅医
2011年12月25日(日)
尼崎のあちこちに、高専賃(高齢者専門賃貸住宅)ができている。
市外、県外から悪徳在宅医が、沢山来ている。
近隣の開業医が引き受けないのが、遠くからやって来る理由らしい。
市外、県外から悪徳在宅医が、沢山来ている。
近隣の開業医が引き受けないのが、遠くからやって来る理由らしい。
悪徳と言うのは、訪問診療だけして、緊急対応しない点を指している。
緊急コールは、オペレーターの女性が出て、
「救急車を呼んでどこかに行ってください」と言うだけ。
これで、24時間加算を取っているのだから、呆れるばかりだ。
在宅医療の肝は、緊急対応にある!
緊急対応しないで訪問診療だけするのは、在宅医療とは言えない。
近隣の開業医(私ではない)は、特養の嘱託医を頼まれている。
特養の報酬の10倍の報酬を、遠方から来る悪徳在宅医が得ている現実。
そんな現状は、病院から見れば「ニセモノ」としか見えないだろう。
在宅療養支援診療所連絡会は、こうした現実を看過してはいけない。
市町村医師会は、このような現実にこそ対峙すべきだ。
学校医制と同じように、中学校区の開業医に任せるよう働きかけるべきだ。
実は、産業保健でも同じような現象が起きている。
尼崎の多くの中小企業の産業医は、大阪から来ている。
産業医は構わないが、高専賃の在宅主治医は、地域の開業医が担うべきだ。
地域のことは地域で。
これが「地域包括ケア」の概念だ。
しかし、現実は、遠くの悪徳在宅医の稼ぎ場となっている。
トラブルが絶えない。
苦情相談がよく来る。
そりゃそうだろう。
その程度のお医者さんだから。
「必要悪」という言葉がある。
「お泊りデイ」然り、
「悪徳在宅医」然り・・・
健康保険が関係ないのならいいが、
所詮は、税金で成り立っているのだから考えたい。
介護も医療も
実質的に、「フリーアクセス」が冒されているケースが増えてきた。
国民皆保険制度も、あちこちにほころびが目立つ。
根本的に仕組みの変更を考えるべきだ。
緊急コールは、オペレーターの女性が出て、
「救急車を呼んでどこかに行ってください」と言うだけ。
これで、24時間加算を取っているのだから、呆れるばかりだ。
在宅医療の肝は、緊急対応にある!
緊急対応しないで訪問診療だけするのは、在宅医療とは言えない。
近隣の開業医(私ではない)は、特養の嘱託医を頼まれている。
特養の報酬の10倍の報酬を、遠方から来る悪徳在宅医が得ている現実。
そんな現状は、病院から見れば「ニセモノ」としか見えないだろう。
在宅療養支援診療所連絡会は、こうした現実を看過してはいけない。
市町村医師会は、このような現実にこそ対峙すべきだ。
学校医制と同じように、中学校区の開業医に任せるよう働きかけるべきだ。
実は、産業保健でも同じような現象が起きている。
尼崎の多くの中小企業の産業医は、大阪から来ている。
産業医は構わないが、高専賃の在宅主治医は、地域の開業医が担うべきだ。
地域のことは地域で。
これが「地域包括ケア」の概念だ。
しかし、現実は、遠くの悪徳在宅医の稼ぎ場となっている。
トラブルが絶えない。
苦情相談がよく来る。
そりゃそうだろう。
その程度のお医者さんだから。
「必要悪」という言葉がある。
「お泊りデイ」然り、
「悪徳在宅医」然り・・・
健康保険が関係ないのならいいが、
所詮は、税金で成り立っているのだから考えたい。
介護も医療も
実質的に、「フリーアクセス」が冒されているケースが増えてきた。
国民皆保険制度も、あちこちにほころびが目立つ。
根本的に仕組みの変更を考えるべきだ。
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この記事へのコメント
神戸で在宅やっております山口です。
悪徳在宅医はキックバックを施設に支払ってまで診療しているところもうわさに聞きます。
そんなことをしていたら、職場環境も悪くなり、いい先生もやってられない気持ちになるでしょう。
そして、そのしわ寄せは患者側へと流れ込むことになりますよね。
少々医師の味方になる表現ではありますが、私は悪徳在宅「医」というより悪徳医療「経営」が成功しないような形を作らないといけないと思っています。
そのために、それらの医療機関への批判だけではなく、地域の善良な医療機関が助け合ってこぞって良い在宅医療を展開し、悪徳経営の医療機関を成立させなくするするのが一番だと考えます。
で、初期対応する暇がない可能性があるのは、治癒や悪化の進行の食い止めの見込めるstrokeや、改善可能性のある呼吸循環不全のみで、それ以外は在宅医で初期対応は可能だと思います。また、特養の嘱託も内容をそのまま24時間体制にして引き受けることを今年から開始しました。
新しいタイプのものを制度化したときには、現実とのギャップめがけて悪徳系ビジネスが増加するのはある意味やむを得ないのかもしれませんが、間もなく、善良な在宅医療が日本中に普及すると私は信じています。
Posted by 山口高秀 at 2011年12月31日 11:54 | 返信
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