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特定健診もここまで来た
2011年12月25日(日)
赤紙数回のあとは、電話攻勢での呼び出し。
頸動脈エコーに、骨塩測定、ととどまるところを知らない。
みんな医療機関にちゃんとかかっている。
一生懸命治療もしている。
だけど、二重に検査を受けなければいけない。
電話攻勢には、さすがに、どんな患者さんでも驚く。
保険者という名を借りたパワハラにも思える。
呼び出された患者さんには様々な検査が行われる。
頸動脈エコー、
尿中アルブミン、
骨塩測定・・・・
お金が余っているのだろう。
本当は足りないと聞いているのだが。
開業医が信用できないのだ。
骨塩量が、1%でも低ければ、大病院に紹介される。
開業医で、ビスフォスフォネートを飲んでいても無視。
大病院の医師しか信用できないと思っているのだ。
当然、大病院の医者も困る。
困った結果、地域の開業医に逆紹介する。
なんのことはない、患者さんは一周するだけなのだ。
すべては、受診率という数字を上げるため。
表面上の数字を確保するためには、どれだけお金を使っても構わないのか。
まるで、ヤラセのような強引なやり方と毎日、対峙している。
こんな無駄を仕分けられない行政のリーダーには、
怒りを通り越して、諦めしか感じない。
開業医全員がおなじような気持ちだろう。
税金を使っての健診は、医療機関未受診者に行うべきものだ。
同じ病人に、同じ検査を重ねても意味がないと思うが。
医療連携を無視した、「市役所病院」に毎日、困っている。
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