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相馬市教委が講師30人を臨時採用（福島民友ニュース）

http://www.minyu-net.com/news/news/1230/news7.html

相馬市教委は来年１月中旬から、市内の小・中学校でチームティーチングを行うための講師３０人を臨時職員として福島大を卒業見込みの学生から採用する。東日本大震災、東京電力福島第１原発事故の影響が心配される同市の児童、生徒の学力向上や、きめ細かいケアを図りながら、県教委の本年度の教員採用見送りにより来年度に本県で教壇に立つ目標を閉ざされた学生に、指導機会を提供する試みとして注目される。

　同市教委によると、講師の採用は、チームティーチングや習熟度別学習、個別の学習支援などを充実させるのが目的。２月上旬まで募集し、採用者を選考する。同市教委は少なくとも２年間、非常勤講師を活用した学力向上を図る方針で、来年度の事業費は１億円前後となる見通し。

（２０１１年１２月３０日　福島民友ニュース）