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２０前後の大学生４人。
４０前後の社会人２人。
そしてベテラン女史２人。

私を入れて合計９人で
元旦も２日も、夕食を囲んだ。
そして深夜までミーテイング。

とても丁寧に仮設住宅入居者のケアをしている。
１５０世帯、２８０人の健康管理に年末年始を費やしている。
それ自体が、私には大きな驚きだ。

黒田裕子さんと去来川節子さん。
日本ホスピス在宅ケアの大御所２人も雑魚寝。
黒田学校と言ったほうが正しいかもしれない。

朝６時から、深夜零時すぎまでのボランテイア活動。
まさに不眠不休という言葉しかない。
ボランテイア達はどこまでもストイックだった。

被災者の心の傷は驚くほど大きい。
目には見えない。
たくさん話すうちに、少しずつ分かってくる。

怯えているひとも多い。
家具が買えないひとも多い。
義捐金はやはり全然不十分だ。

眠れず病院から眠剤を貰う独居老人。
「死にたい」という。
「先日、眠剤を２錠飲んだが死ねなかった」と。

カンカンを開けると、ユーロジン２ｍっが５００錠も入っていた！！
貰うほうも貰うほうだが、出す医師も人を診ずに出しているのだろう。
なんとも言えないケースが続いた。

気仙沼の現状がよく分かった。
結論から言って、全然、復興が遅れている！
ぜんぜん、ダメ！

どうすれば気仙沼の復興を後押しできるか。
強力なリーダーシップしか思い浮かばなかった。
まだまだ諦めたらダメだ。


明日は、朝から、仮設住宅のひとたちに講演することになった。
今年最初の講演が、気仙沼の人たちとは、本当に嬉しい！
高血圧の話、お酒の話、不安の話・・・、挑戦してみたい。

２月１１日には、ホテル望洋で大きな復興支援イベントがある。
朝は、それを主宰する早稲田の学生さんに、その企画を聞いていた。
とにかく気仙沼が元気になって欲しい。

気仙沼湾に浮かぶフェリーがせめてもの救いだ。

明日の夕方には、福島県相馬市に寄る予定。