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介護ベッドに寝たのがわずか2時間

2012年03月13日(火)

在宅での末期がんの方は亡くなる直前まで、食べて移動して笑っている。
これも病院の専門家にいくら話しても、全く信じてもらえない。
今日の患者さんは介護ベッドに寝たのはわずか2時間だった。
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介護ベッドに寝たのが1日以内、という末期がん患者さんは
10人くらいはいた。
2~3時間といった患者さんも何人かいた。

死の直前まで、ベッドが要らないということ。
それが分かっていても、介護ベッドは入れる。
なぜなら、それが言えるのは、常に亡くなってからだから。

わずか2時間のベッドのために
わざわざ介護保険を使う。
これまで、50万円以上の介護保険料を払ってきた方への罪滅ぼし。

介護ベッド代は、1時間あたり25万円だった。
世界一高いベッド。
それでも使わないよりはまし。

末期がんのひとは、ほとんど介護保険の恩恵にあずかれない。
介護期間が、短いからだ。
介護保険制度が、病気の逃げ足に、全く追いつかない。

ならば、
医者が意見書に「末期がん」と書けば
=要介護3、とすればいい。

何度も何度も言ってきたが、全然ダメ。
みんながひとごと。
泥臭いことは避けて、綺麗ごとに逃げるだけ。

こんな1秒でできる簡単なことでもできないのだから
膨大なあのガレキの処理なんてできるわけがない。
そんな気になる。


ベッドのいいところ。
亡くなった後に、1~2日、寝かしておくときに置いておく場となる。

だから、末期がんの場合、あれは
介護ベッドではなく、死後に休ませておくベッド、安置ベッドなのだ。

 

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