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尼から連携の会

2012年03月16日(金)

今夜は、第二回「尼から連携の会」が当院3階で開催された。
地域のケアマネさんやヘルパーさんの勉強会だ。
今夜のテーマは「高齢者への虐待」だった。
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数年前から当院のケアマネさんが立ち上げた
「どないかせなあかん会」と
「井戸端会」が、合体して、「尼から連携の会」ができた。

「尼崎から連携」と
「あまから手帳」の、かけ言葉なのか。
いいネーミングだと感心している。

今夜は地域包括支援センターの方が講演された。
行政の方も来られた。
尼崎には、課題が沢山ある。

私は、この勉強会の最後に毎回、話をさせていただいている。
今日は、「地域包括ケアは本当に可能か?」をお話しした。

地域は、どこまで行っても二本立て。
医療保険と介護保険。
医者とケアマネ。

そこに、今回の「地域包括ケア」では、
地域包括支援センターが加わる。
すると、3つの協働作業になる。

はたしてそれが本当に可能なのか?

私見だが、今回の、強化型在宅療養支援診療所が
「地域包括ケア」の核になるべきだと思う。
そのために高い診療報酬がついているのだ。

高い教育機能を有するのは、当然だ。
ボランテイアや行政やNPOとの協働も
当然の任務とすべきではないか。

常勤3人が、3つの医療機関で組んでもいいらしい。
要は、診診連携の促進も目的なのだろうか。

いずれにせよ、「地域包括ケアの拠点」と
「連携拠点」と「「教育機能」は、最重要課題とすべきだ。

それができて、はじめて、「地域包括ケア」が可能となる。

そんな勝手なイメージの中、今夜の「尼から連携の会」は
極めて意義深い会だった。
毎回、30~50人近い地域のスタッフが集まってこられる。

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この記事へのコメント

尼から連携の会お疲れ様です。
今回のテーマは連携と虐待でした。
その中で感じた事は既存のシステムが機能していない事・・
周囲にも告知が不十分で、これはここ・・ここはあそこ・・じゃなくてワンストップにできないものでしょうか?なんて考えてしまいます。

Posted by 板野 at 2012年03月18日 11:23 | 返信

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