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年収200万円の歯医者さん
2012年04月28日(土)
昨今の歯医者さんの事情を聞いて驚いた。
歯医者さんの2割が年収200万円だという。
医科 歯科
初診料 2800円 2180円
再診料 690円 420円
医科も安いが、歯科はもっと安い。
1日に診る患者さんの数を聞いてびっくり。
平成20年の調査では、18.9人だった。
中央値が、16人。
医家と違って、歯科は沢山の患者さんを診れない。
インプラントなどの自費診療で稼ぐ歯科医院はいいが、
保険診療だけで頑張る歯医者さんはとても厳しい。
収入は、医師、薬剤師、柔道整復師、看護師、ときて
その下が歯科医師だという。
医療界、いや、介護界を入れても、底辺領域になる。
過去の献金事件以来、ずーっと冷遇されてきたという。
官僚の恨みをかったのか。
聞いていて気の毒になった。
お口を診るお医者さんは、大切だ。
生きるとは食べること。
歯と口腔ケアは、歯医者さんしかできない。
最近は、歯を削らない歯医者さんもできた。
嚥下内視鏡や嚥下リハをお願いしている。
とても助かっている。
歯科大学も6年制。
死亡診断書を書ける。
なのに、医科と歯科はかなり違う。
年収200万円以下の歯医者さんが2割いるという。
そういえば、若い弁護士さんも厳しいと聞く。
お医者さんは、なんだかんだ言って恵まれている。
あまりの低収入に、歯学部の人気が低下している。
定員割れの歯学部も相当数ある。
質が下がると、国民の損失になりやしないか。
医科と歯科はもっともっと情報交換して
団結しなければと思った。
たまには、異業種の勉強会も有意義だ。
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