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宮本信子という女優
2012年04月30日(月)
ETV特集の「伊丹十三と宮本信子」というドキュメンタリーを偶然、見た。
この20年間、最も気になっていた女優さんの近況だった。
一言で言うと、 とっても、素敵 だった。
この20年間、最も気になっていた女優さんの近況だった。
一言で言うと、 とっても、素敵 だった。
昨日は、伊丹に行き、十三のホテルで梅村議員の講演を聞いた。
これで、伊丹十三。(ジャン、ジャン)
笑われそうだが、本当の話。
私は、幼、小、中、高の13年間を伊丹市で過ごした。
伊丹と聞くと、ドキっとして、どこか親密感がある。
まして、十三となると。
十三と書いて、「じゅうそう」と読めるのは関西人だけ。
関東の方は、「じゅうさん」と読む。
でも俳優の伊丹さんは、「じゅうぞう」さん、なんだが。
さて、宮本信子は極めて好きな女優さんだ。
年をとればとるほど、艶が増していた。
女優さんにこのような感情を抱くのは宮本信子さんだけ。
http://matome.naver.jp/odai/2127071151635082101
伊丹氏が初監督で賞を総なめにした作品、「お葬式」は
映画館で2回、テレビで1回見た。
合計3回も見た映画は、これだけだ。
その舞台となった、湯河原の家は、実はご自宅とのこと。
製作費が無いために、自宅で撮影したとのこと。
さらに宮本信子さんのお父さんの実際の葬儀が映画のヒントだったとも。
伊丹氏が亡くなって、もう何年経つんだろうか。
今見ても、彼は天才だったと思う。
そして彼の子育てがとても良かった。
2人の息子さんがおられる。
小さい時、六本木に住んでいて、息子が
「公園に座ったら、草が尻に触って痛かった!」
たったそれだけで、その日に湯河原に引っ越したという。
何という行動力。
そしてそこで、自然と自然食の生活に入られた。
伊丹さんと宮本さんの湯河原での生活ぶりは
まさに「この世の楽園」に見えた。
その場面が、今夜の強烈な印象として残った。
宮本信子氏が、ベランダから海を眺めながら
放った言葉が強烈だった。
「海が光るんです・・・」
番組は、この言葉が繰り返されて、終わった。
偶然だが、今週、震災の記録映画「無常素描」のDVDが届いた。
1年前の今日、私は被災地にいて、この映画の材料にもなった。
このDVDにも「企画」として私の名前が残っている。
http://www.amazon.co.jp/%E7%84%A1%E5%B8%B8%E7%B4%A0%E6%8F%8F-DVD-%E5%A4%A7%E5%AE%AE%E6%B5%A9%E4%B8%80/dp/B006R0KI1I
実は、この映画の最後の言葉も今夜のテレビ番組と同じだった。
宮本信子さんの娘(孫?)のような釜石市の少女が
私に向かって放った言葉だ。
「だって、海が光るんだもん!」
この言葉で、映画「無常素描」は終わっている。
あれから1年・・・・
夕がた、以前に亡くなった方の御自宅に往診を頼まれた。
車で「バン記者」というテレビを見ていたら、なんと昨年の今ころ、
クリニックに横に避難されていた、いわき市の佐藤さんが映っていて驚いた。
宮本信子に酔い、
震災とのシンクロニシテイに驚いた、GW初日だった。
これで、伊丹十三。(ジャン、ジャン)
笑われそうだが、本当の話。
私は、幼、小、中、高の13年間を伊丹市で過ごした。
伊丹と聞くと、ドキっとして、どこか親密感がある。
まして、十三となると。
十三と書いて、「じゅうそう」と読めるのは関西人だけ。
関東の方は、「じゅうさん」と読む。
でも俳優の伊丹さんは、「じゅうぞう」さん、なんだが。
さて、宮本信子は極めて好きな女優さんだ。
年をとればとるほど、艶が増していた。
女優さんにこのような感情を抱くのは宮本信子さんだけ。
http://matome.naver.jp/odai/2127071151635082101
伊丹氏が初監督で賞を総なめにした作品、「お葬式」は
映画館で2回、テレビで1回見た。
合計3回も見た映画は、これだけだ。
その舞台となった、湯河原の家は、実はご自宅とのこと。
製作費が無いために、自宅で撮影したとのこと。
さらに宮本信子さんのお父さんの実際の葬儀が映画のヒントだったとも。
伊丹氏が亡くなって、もう何年経つんだろうか。
今見ても、彼は天才だったと思う。
そして彼の子育てがとても良かった。
2人の息子さんがおられる。
小さい時、六本木に住んでいて、息子が
「公園に座ったら、草が尻に触って痛かった!」
たったそれだけで、その日に湯河原に引っ越したという。
何という行動力。
そしてそこで、自然と自然食の生活に入られた。
伊丹さんと宮本さんの湯河原での生活ぶりは
まさに「この世の楽園」に見えた。
その場面が、今夜の強烈な印象として残った。
宮本信子氏が、ベランダから海を眺めながら
放った言葉が強烈だった。
「海が光るんです・・・」
番組は、この言葉が繰り返されて、終わった。
偶然だが、今週、震災の記録映画「無常素描」のDVDが届いた。
1年前の今日、私は被災地にいて、この映画の材料にもなった。
このDVDにも「企画」として私の名前が残っている。
http://www.amazon.co.jp/%E7%84%A1%E5%B8%B8%E7%B4%A0%E6%8F%8F-DVD-%E5%A4%A7%E5%AE%AE%E6%B5%A9%E4%B8%80/dp/B006R0KI1I
実は、この映画の最後の言葉も今夜のテレビ番組と同じだった。
宮本信子さんの娘(孫?)のような釜石市の少女が
私に向かって放った言葉だ。
「だって、海が光るんだもん!」
この言葉で、映画「無常素描」は終わっている。
あれから1年・・・・
夕がた、以前に亡くなった方の御自宅に往診を頼まれた。
車で「バン記者」というテレビを見ていたら、なんと昨年の今ころ、
クリニックに横に避難されていた、いわき市の佐藤さんが映っていて驚いた。
宮本信子に酔い、
震災とのシンクロニシテイに驚いた、GW初日だった。
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この記事へのコメント
ブログ拝見させて頂きました。
良い記事だったので、ついつい二度三度と読ませて頂きました。私も見習ってブログで良い記事を投稿できるように頑張ります。
Posted by 竜心寺 at 2012年04月30日 10:59 | 返信
シンクロニシティ 「共時性」、「意味のある偶然」日々の流れの中で、大切に感じ取りたい体験ですね。(気づかない人にとっては、それまで…です。)
シンクロニシティ(英語:Synchronicity)とは「意味のある偶然の一致」のことで、日本語訳では「共時性(きょうじせい)」とも言う。非因果的な複数の事象(出来事)の生起を決定する法則原理として、従来知られていた「因果性」とは異なる原理として、カール・ユングによって提唱された。 ウィキペディアより引用
Posted by ゆいゆい at 2012年04月30日 02:06 | 返信
長尾先生 素敵なお話と「海が光ってる・・・」有難うございます。
故郷の日本海の夕陽が、一瞬で心に浮かびました。
きらめく波にさよならの光を投げかけながら「また明日逢おうね~」と沈んでいく太陽、空、海。
どこに出かけられなくても、言葉は私達を言霊の翼で
あっという間に広い世界に運んでくれますね。
GWなのに、と思わずに、それぞれ好きな言葉を教えあいっこして
どこにでも行ける世界を楽しみませんか。
私が今気に入っているのは
去年朝日新聞に載った5歳になった男の子の言葉。
「初めて5歳になってうれしい」
わ~、詩人だわと思いました。
そしてこのフレーズは何歳になっても使えるところが凄いです!
「初めて100歳になってうれしい」・・・夜更かし族の私にはマア無理でしょうけどね。
それぞれに楽しいGWでありますように。
Posted by 梨木 at 2012年04月30日 07:12 | 返信
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