今日も朝から、電話がよく鳴る。
深夜、家に帰ったらまた往診依頼。
しかし、まだＧＷだから余裕がある。

今春の改定では、強化型在宅療養支援診療所の要件として
・年間看取数２件以上
・年間往診数５件以上　　となっている。

正直、意味がわからない。
当院では、１週間で、いや下手すりゃ２日くらいでクリアしてしまう。
誰だろうか？こんな意味不明な基準を作った官僚は。

真面目にやっていると自然とこうなる。
今日も、「もっと早く出会いたかった」と言われた。
こちらももっと早く出会えていたら、もっと沢山できたのに。

でも、出会えたからいいじゃん。
在宅とは楽しむこと。
楽しむためのお手伝い。


訪問看護師さんが、今日も何人も夜まで回ってくれた。
さまざまなニーズに丁寧に応えてくれる。
まさに、街が病院。

仕事ばかりで遊んでいない。
まあ、寝るのが最大の遊び。
ＧＷは仕事に限る。

あとは、片ずけ。
なんと１年ぶり。
震災からやっとひと段落ついた感じ。

４月は当院も人の出入りがあった。
いい人材にどんどん恵まれて来る。
どんどん新化していきたい。

このブログを読んで頂いている気仙沼の方と電話でお話をした。
正月より、少し元気な様子だったが、まだまだだと思う。
また来てくれと言われたので、機会があれば行きたい。

政治本、福祉本、放射線被ばくに関する本を読んでいる。
原発は今夜全て停止した。
れんほうさんの、「２番じゃだめなのですか？」という言葉が胸にしみる。

江戸時代は、人口の増減も無く、
経済も横ばいだったけれど、
人々はみな幸せだったようだ。

日本も、これからそんな時代になるのかな。
別に世界一でなくてもいいような気がしてきた。
これもＧＷのゆとりがもたらす、ゆらぎなのか。