- << 鍼灸マッサージ師も苦しんでいる
- HOME
- なぜ総合医なのか >>
このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com
引っ張りすぎのがん拠点病院
2012年05月18日(金)
末期がんの在宅看取りを行っている。
本当に穏やかだ。
がんの終末期には2とうりの過ごし方がある。
本当に穏やかだ。
がんの終末期には2とうりの過ごし方がある。
1)あるところで抗がん剤治療を中止して在宅療養を楽しむ
2)最期の最期まで、がん拠点病院に入院・通院してがんと闘う。
1)は、平穏死だと感じる。
2)は、可哀そうだと感じる。
輸液のしすぎで、腹水や胸水、嘔吐物に悩まされ
沢山の管が入り、最期は鎮静剤で眠らされる。
可哀そうと感じるのは、人間の尊厳が奪われていると感じること。
がん拠点病院は、最期まで引っ張る。
引っ張りすぎではないか。
途中で気が付いて、2)⇒1)に変更する患者さんがいる。
賢い選択だと思う。
いくら自己決定しないという権利を主張しても
やはり自分自身がそう選択しないとギアチェンジできない。
引っ張りすぎのがん拠点病院をなんとかしてほしい。
しかしがん拠点病院のエライ先生にお話ししても
その意味が分かってもらえない。
だから手放さない。
患者さんはその辺の事情を知っておくべきだ。
がん拠点病院を、宗教のように崇拝している患者さんが多い。
患者さんが最期までそれで満足ならこんな戯言は無視でいい。
- << 鍼灸マッサージ師も苦しんでいる
- HOME
- なぜ総合医なのか >>
このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com
コメントする
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL: