元・日本医師会長が主宰する「平成医政塾」。
大阪府医師会長はじめ執行部の先生方との懇親会に参加させて頂いた。

重鎮の先生方の終末期医療にかける想いと、
医師会のオートノミーはじめ、その志の高さに感銘を受けた。

医師会の先生方に尊厳死に興味を持って頂き、とても嬉しい夜だった。
本当は医師会がオピニオンリーダーになるべきだとあらためて思った。

「尊厳死」というからおかしくなるというご指摘。
「活き活き生」とか「リビングウイル」といった方がいいと思った。

日本医師会のトップと厚労省の元トップが意見交換は興味深い。
医師と行政がもっと仲良くすることで、国民の幸福に貢献できる。


余談だが、意外な話を聞いた。

１）大阪では、亡くなった方を救急車に乗せることはない。
２）大阪では、リビングウイルカードを持った救急搬送者に
蘇生処置を施すことは無い、そうだ。

ちなみに、尼崎では、正反対なのだが・・・

当院からたった１０分走ると、大阪市に入る。
こんなに近いのに医療風土が全く違うのは不思議だ。
ちなみに２）については、私の立場からは異論がある。

有意義な夜だった。

明日は、現在の日本医師会長が講演される。

チャンスがあれば、尊厳死勉強会の提案をしたい。