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「全身麻痺」の主治医を依頼された

2012年07月04日(水)

昨夜は、全身麻痺の患者さんや障害者さんに囲まれた夜だった。
彼らは私にとって、主治医ではないが、どこまでも「患者さん」だ。
そんな私に、昨夜と全く同じような「全身麻痺」の主治医を依頼された。
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こんな偶然があるのだろうか。
昨夜の患者さんと同様。
アピタルに連載中の松尾巻子さんと同様。

人工呼吸器で生きている。
しかも交通事故による頚椎損傷。
巻子さんと同じ。

世の中にそんなには、いないだろう。
よりによって、あんなリンチの後に、こんな依頼が来るのか。
不思議で不思議でしょうがない。

ALSや神経難病での全身麻痺の患者さんは何人か
在宅で診させていただいている。
しかし交通事故による頚椎損傷による全身麻痺はこの方のみ。

人工呼吸器をつけて遊びに行こうね、なんて話をした。
家族ともいろんなお話をした。
訪問看護師といろんな打ち合わせをした。

こんな私だが、国会へ行くと人権派弁護士さんから
「殺人者」と呼ばれる。
「どっちがそうなのか」と一回くらい言い返してみたい。

あまりにも不勉強な弁護士さんには、尼崎に来て
私が担当している障害者を全員回って聞いて欲しい。
「長尾先生は、あなたを殺しますか?」

そんなことあるわけ無いでしょう!
しかしそんな「妄想」から抜け出すことができない
人権派弁護士さんは絶対に現場を見ようとしない。

遠くから落とし穴にいれて、お金儲けを考えるだけ。
ああ、嫌だ、嫌だ。
最低。

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この記事へのコメント

人権弁護士がどういう意味で言っているか少し想像してください。
「法律」にすること(その内容)に対して、非難してるんですよ?

誰もあなたの現場でのことなんて気にしません。
すごいことやってるように言ってるけど、あなたの言う「医者のモラル」からしたら当たり前のことでしょ?
それが当たり前じゃない医療現場がおかしいわけで、あなたのやってることは当たり前のことです。
もうちょっと広い視野で医療全体を変えてくださいよ、えらそうなこと言うなら。

Posted by 武井(兄) at 2012年07月05日 12:28 | 返信

「リンチ」「殺人者」ぶっそうですね。長尾先生は刺激的な言葉を使って感情に訴えるというやり方が多いですね。「お金儲け」、一体彼らが何からいくら設けた、または設けるというのでしょうか。おっしゃるからには把握しているのでしょうね。先生の在宅診療からの収入(もちろん正当な報酬ですが、これもお金儲けといえばいえるのですよ)
7月3日の東京のシンポジウムに参加していない者にはさっぱり内容がわかりません。対立している一方の当事者(それも責任ある立場として)参加なさったのであれば、まずは当日の経過を具体的に淡々と報告すべきではないでしょうか。まず、全体の流れ、先生の発言、それに対する反論、その上で先生の感想として、「自分の持ち時間がすくなかった」とか「この点について両者の理解が著しく異なった」とかあるべきではないですか。お仲間、お身内だけで分かり合い、応援しあっても、PUBLICとはいえません。

Posted by lulu at 2012年07月05日 02:08 | 返信

「リンチ」「殺人者」ぶっそうですね。長尾先生は刺激的な言葉を使って感情に訴えるというやり方が多いですね。「お金儲け」、一体彼らが何からいくら儲けた、または儲けるというのでしょうか。おっしゃるからには把握しているのでしょうね。先生の在宅診療からの収入(もちろん正当な報酬ですが、これもお金儲けといえばいえるのですよ)
7月3日の東京のシンポジウムに参加していない者にはさっぱり内容がわかりません。対立している一方の当事者(それも責任ある立場として)参加なさったのであれば、まずは当日の経過を具体的に淡々と報告すべきではないでしょうか。まず、全体の流れ、先生の発言、それに対する反論、その上で先生の感想として、「自分の持ち時間がすくなかった」とか「この点について両者の理解が著しく異なった」とかあるべきではないですか。お仲間、お身内だけで分かり合い、応援しあっても、PUBLICとはいえません。

Posted by lulu at 2012年07月05日 02:14 | 返信

思いやりのない行動(言動)は必ず自分に返ってくるものだと思います。

心ないコメントが最近多いようですね。

考え方が違うのはわかりますが、思いやりが欲しいですね。

人は心で生きているんだから。

Posted by 甲斐 at 2012年07月05日 07:10 | 返信

なんかわかんないけど、応援してます。

体壊さず、頑張って下さい!☆

Posted by ♪ at 2012年07月05日 08:50 | 返信

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