「仙台・山形行き」となっている。
２つの列車が連結されている。
珍しい。

２階建て車両がある。
２階席は見晴らしがいい。
懐かしい。

コンシュルジュのお姉さんはおらず、
警備員のオジサンが巡回している。
なんでだろう？

車両がやたら揺れる。
走行がスムーズでない。
こちらのほうが新しいのに、なんでだろう。

やたら混んでいる。
満席だ。
東北に行くひとは多いのか。

スピードが遅い。
新幹線というより、快速電車。
なんか騙されたような。

コーヒーが飲みたくても売り子さんが来ない。
尋ねるひとも巡回していない。
ちょっと寂しい。

乗客は静か。
東北の方らしいひとばかり。
実に日本人的。

何もかもが新鮮。
緊張で寝れない。
まるで外国を鉄道旅行している感じ。

いつも東京駅で見慣れている東北新幹線という文字。
しかしここからの乗車ははじめて。
いつか乗りたいという希望が叶った。

朝一番の東京での用事を終えて
東北に向かう。
帰阪する時間がないので、今朝の午前診は代診の先生を頼んだ。

郡山で下車。
いわき市の老人を訪ねる。
１年前、クリニックの横に非難していた人たちだ。

夜は相馬野馬追いの祝宴。
尊敬する立谷市長と半年ぶりにお目にかかる。
東京駅で新しいシャツを買って着替えた。