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溺れるものにワラをも掴ます
2012年08月09日(木)
末期がん患者さんを対象とする一部の代替医療に疑問を感じる。
死ぬ直前まで治る、といい続けて毟り取る輩がいる。
こんなことをしているひとは地獄に落ちるのだろう。
死ぬ直前まで治る、といい続けて毟り取る輩がいる。
こんなことをしているひとは地獄に落ちるのだろう。
健康食品程度なら、御愛嬌だ。
お守りと同じでプラセーボ効果として考えれば許容範囲。
許せないのは、どこまでも毟り取る免疫療法。
何百万円とかいう単位で、寝たきりの患者さんを通院させる。
それだけでも体力を消耗して、帰ってきた患者さんはグッタリ。
我々、在宅医が、免疫療法医の後始末を黙々とやってきた。
それだけならまだ許せるし、黙って見過ごしてきた。
しかしどこまで欲深いのか、要求はエスカレートする。
家で私たちに免疫療法の点滴をしてくれ、とか、
研究に必要な採血検査を保険診療でしてくれ、とか。
無理難題を言ってくる。
こんな医者は、医者ではない。
患者さんのことより自分の利益しか考えていない。
困っているひとから、毟り取るのは人間ではない。
現実は現実。
醜くて到底ここには書けない現実に対峙している。
普段は黙っている。
しかし今日はあんまりだと思ったので書いてみた。
一部の代替療法には、目を覆いたくなるようなひどいものがある。
患者や市民は、もちろん気がつかない。
溺れるひとにそれを言うのは酷だ。
ワラでもつかみたいという末期がん患者さんは沢山いる。
しかしそれをとことん商売にしている医者に良心はあるのか?
在宅医療の現場にはものすごい現実がころがっている。
お守りと同じでプラセーボ効果として考えれば許容範囲。
許せないのは、どこまでも毟り取る免疫療法。
何百万円とかいう単位で、寝たきりの患者さんを通院させる。
それだけでも体力を消耗して、帰ってきた患者さんはグッタリ。
我々、在宅医が、免疫療法医の後始末を黙々とやってきた。
それだけならまだ許せるし、黙って見過ごしてきた。
しかしどこまで欲深いのか、要求はエスカレートする。
家で私たちに免疫療法の点滴をしてくれ、とか、
研究に必要な採血検査を保険診療でしてくれ、とか。
無理難題を言ってくる。
こんな医者は、医者ではない。
患者さんのことより自分の利益しか考えていない。
困っているひとから、毟り取るのは人間ではない。
現実は現実。
醜くて到底ここには書けない現実に対峙している。
普段は黙っている。
しかし今日はあんまりだと思ったので書いてみた。
一部の代替療法には、目を覆いたくなるようなひどいものがある。
患者や市民は、もちろん気がつかない。
溺れるひとにそれを言うのは酷だ。
ワラでもつかみたいという末期がん患者さんは沢山いる。
しかしそれをとことん商売にしている医者に良心はあるのか?
在宅医療の現場にはものすごい現実がころがっている。
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この記事へのコメント
代替医療とおっしゃるので、鍼灸師が詐欺商法をやってるのかと心配しましたが、「お医者様」がやってらっしゃる?
ほっとしました。そんな詐欺商法に騙される患者さんも悪いんじゃないですか?
でも、鍼灸師も、癌があると知らずに、「治る、治る」と言って長期に長引かせて後で、家族に恨まれる事があるので、鍼灸師会や鍼灸学会はその研修会に参加するようにうるさいです。できるだけ(評判の良い)病院にも、掛るように勧めますけど、自信が無いように見えるけど、その方が、患者さんにも鍼灸師にも良いと思います。
Posted by 大谷佳子 at 2012年08月09日 02:48 | 返信
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