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運がいい
2012年10月21日(日)
あれが、厄払いだったのか。
昨日、本日も、ほんの少しで難を免れた。
昨日、羽田空港に着いた直後に、滑走路が3時間閉鎖されたという。
3時間閉鎖なら再び、大阪に戻り、また一から出直ししなければならなかった。
日本尊厳死協会の会議にも、終末期医療の講演も、不可能だった。
しかし間一髪で、無事、羽田に着いて、予定を全部、無事こなせた。
土曜日は、午前の診察と午後のイベントや講演との調整に毎週悩む。
実際には、副院長はじめ多くのスタッフに支えてもらえるので外に出れる。
以下は、勝谷誠彦氏のメルマガから引用させていただく。
<羽田の滑走路、路面剥がれ一時閉鎖>
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121020/tky12102023130013-n1.htm
<20日午後3時15分ごろ、東京・羽田空港の滑走路でアスファルト舗装された路面の一部が剥がれているのが見つかり、この滑走路を一時閉鎖した。補修工事をして安全を確認し、約3時間後に再開した。>
房総半島上空あたりを旋回して着陸の順番を待つ。ここまでは仕方がない。しかしそのあと私は驚愕の体験をした。
ギアダウンする。降下をはじめる。ようやく順番が来たのだとわかる。車輪が接地したな、と感じた次の瞬間、猛烈な勢いでGがかかり、機首があがった。ええっ?タッチアンドゴーである。悪天候などならわかるが、気象条件は完璧な羽田空港でタッチアンドゴーかよ!
私が降機するまでに機長からの説明はなかった。世界中であらゆる飛行機に乗ってきたが、タッチアンドゴーを体験したのは数えるほどしかない。いずれもスリリングな場面だった。まさか羽田空港でやられるとはなあ。まさか目の前をほかの飛行機が横切ったとか(笑)。ニュースで検索しても出てこない。あれは一体、何だったんだろうなあ。
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結構、怖そうな話だ。
さらにその後、本郷3丁目で会議があったが
夜に、駅で爆発事故があった。
数時間の違いで、運が良かった。
今日も今、赤坂で、不発弾の処理で大騒ぎになっている。
ちょうと避難指示の出た地域にあるホテルに宿泊予定だったが
ちょっとした、ゆらぎ で、大崎のホテルに変更した。
これも、運がいい。
今日は、これから、医学書の編集会議があり、夜まで続く。
全10巻という大掛かりな医学書の編集主幹を依頼された。
全国の名だたるお医者さんに、各巻の編集委員になってもらい
前代未聞の医学書を完成させる。
これは挑戦だ。
おそらく何百人という新進気鋭のお医者さんが執筆に関わる。
一町医者が、こんな壮大なプロジェクトの総責任者を
任命されたこと自体が不思議なこと。
しかし事実だ。
この大仕事は頑張らないといけない。
日本中の医学生、多くのお医者さんに読んでもらえる
前代未聞の医学書シリーズ作りに、すでに着手している。
「平穏死・10の条件」が売れ、メデイアにも評価され、
患者さんからの問い合わせにも、毎日、相当数応えている。
そして、外来も在宅医療も、大変だが楽しみながらできている。
すべて、運がいい、からだと「感謝」している。
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