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今日の読売新聞夕刊

2012年10月25日(木)

ふと、今日の読売新聞の夕刊を読んでいたら自分が載っていてビックリ。
先週の日本宗教連盟のシンポジウムに関する報道だ。
だいたいこのとうりであるが、論点がちゃんと書かれていないのが哀しい。
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実は、シンポジウムのあと、記者会見を90分間やった。

それだけメデイアとの意見交換しても、
記者さんには論点をなかなか理解してもらえない。

この記事を書いた記者さんには
「まだ8人しか逮捕されていないじゃないか」と言い放たれた。
驚いた。

自分たちは間違った記事を書いても絶対に逮捕されないが、
医者は結果が悪ければ、あるいは警察に連絡されれば逮捕される。
そんなトラウマが、医療を萎縮させているのに全く気がつかない。

要するに、医者が逮捕されることなど、ひとごとなのだ。
極論すれば、メデイアと司法が、ここまでの防衛医療に追い込んだ。
記者さんは、そういう自覚症状が無い。

そんな認識の記者さんが書いた記事だ。
そんなメデイアが医療を歪めてきた。

まあ、あのシンポは、シンポ以前の問題に終始したので
今夜の記事以上のことは書けない。

ちゃんとした議論にならないことがもどかしい。
どこが論点か、理解できるひとが少ないのには驚くばかりだ。

この歯がゆい想いは、別のオピニオン誌で展開したいと思う。


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この記事へのコメント

半藤一利氏の「日本型リーダーは、なぜ失敗するのか」と言う本が出版されてますが、
①決断できない
②現場を知らない
③責任をとらない
と言う事らしいです。これから考えると、長尾先生は現場で汗水垂らして働いているし、決断してるし、責任も取っているし、リーダーの資格有りですね。
多勢の中で、上げ足を取られて、誤解されるような事を言ってしまっても、昔からのファーンの皆さんは、理解してくれると思います。
小さな失敗があれば、謙虚に反省できると思います。大局から見れば、そして、時間が掛かっても、先生のおっしゃっている事が理解できて、患者さんが応援してくれると思います。
それにしても、半藤利一氏のこの本は「インパール作戦」や、「ノモンハン」や、デジャヴーという言葉や、私の申し上げた事と似たようなお考えで、びっくりしました。
父が生きていたら、喜ぶだろうなと思いました。

Posted by 大谷佳子 at 2012年10月26日 02:47 | 返信

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