- << 明日、三好春樹さん来尼
- HOME
- 「死ぬ」と「死ぬる」の違い >>
このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com
TPPよりPPK
2012年12月01日(土)
これだけの議論があるのだから、それだけ難しい背景、見通しがあるに違いない。
素人に分かるのは、PPKまで。 PPKがちゃんと語れる政治家に、TPPを任せたい。
平穏死、自然死、尊厳死。
延命治療の是非。
これを政治家に語って欲しい。
自分の言葉で。
これは人間の生活そのもの。
国民がどうハッピーに生きれるかが、
PPKを語らせたら、一目で分かる。
その人物が、人間をどのようにとらえているのか。
優しさはあるのか。
大局感はあるのか・・・
TPPは、素人には難しい。
優れた政治家に、TPPは判断してほしい。
その優れた政治家を、峻別する方法が、PPK.
明日から、「TPPよりPPK]と書いた旗を揚げて、駅前に立とう。
・・・・・、これは冗談。
TPPの前に、PPKを語って欲しい。
これは冗談ではない。
PPKとは、社会保障論そのものなのだ。
社会保障費が100兆円を超えた。
これをどうすればいいのか。
増税で維持するか。
制限で維持するか。
破綻させるか・・・
それがTPPなのだ。
そう問うたほうが分かりやすい。
その政治家が、本物か偽モノか、
PPKを語らせたら、すぐに判別できる。
社会保障100兆円突破 10年度、子ども手当影響も 給付抑制、
新政権の課題共同通信社 11月30日(金) 配信
厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所は29日、2010年度の年金や医療などの社会保障給付費が、前年度比3兆6272億円増の103兆4879億円と、初めて100兆円を超えたと発表した。高齢化の進行や医療技術の高度化で給付費の膨張は今後も避けられず、給付抑制への取り組みが衆院選後の新政権にとって重い課題となりそうだ。
10年度は民主党政権が予算を組んだ初の年度。子ども手当の支給が始まり、出産育児一時金などを含む「家族」向け給付が5兆4695億円と42・5%(1兆6301億円)も増えたのが特徴だ。ただ給付費全体の伸び率は3・6%で、失業手当が急増した09年度の6・1%を下回った。
社会保障給付費は医療などの自己負担を除き、税金や保険料で賄った費用の総額。国民1人当たり給付費は80万8100円、国民所得に対する比率は29・6%で、いずれも過去最高を更新した。
給付財源の構成比は、保険料51・6%、公費35・7%(国26・2%、地方9・5%)など。
給付費を三つの部門別にみると、「年金」50・7%、「医療」31・2%、介護を含む「福祉その他」18・1%だった。
さらに細分化した機能別では、老齢年金など「高齢」が50兆8099億円、「保健医療」が30兆8985億円で、この2分野で全体の79%を占めた。「生活保護その他」は2兆9066億円で全体の2・8%。伸び率は7・2%だった。
研究所は今回、施設整備費や就学前教育費などを加えた「社会支出」が10年度は110兆4541億円だったことも発表。社会支出は国際比較の上で重要な指標であるため、今回から併せて公表することにした。
※社会保障給付費
年金や医療、生活保護などの公的制度に関し、税金や社会保険料で賄われる費用で、患者の窓口負担や介護サービスの利用者負担は含まない。国際労働機関(ILO)の基準に沿った指標。同給付費に加え、個人に直接給付されない施設整備費なども計上する「社会支出」という別の指標がある。経済協力開発機構(OECD)が定めた基準で、近年は多くの外国の同種統計はOECDに準拠。国際比較の観点から、社会支出データをより重視すべきだとの指摘がある。
社会保障給付100兆円突破、年金・医療費増で読売新聞 11月30日(金) 配信
国立社会保障・人口問題研究所は29日、2010年度の年金、医療、介護などの社会保障給付費が103兆4879億円だったと発表した。
統計を取り始めた1950年度以降、給付費は増え続けており、初めて100兆円を突破した。対前年度の増加額は3兆6272億円、伸び率は3・6%だった。
給付費の増加は、高齢化に伴う年金受給者の増加や医療費増大のためだ。民主党政権が10年度、中学生以下に月1万3000円を支給する「子ども手当」を創設したことや医療機関に支払われる診療報酬を引き上げたことも影響した。
分野別では、年金は52兆4184億円(前年度比1・3%増)で、全体の50・7%。医療は32兆3312億円(同4・8%増)、介護は7兆5051億円(同5・5%増)だった。
今回の統計では、就学前教育や住宅対策費なども含めた「社会支出」が、10年度で110兆4541億円だったことも発表された。経済協力開発機構(OECD)の基準によるもので、国際比較の上で重要な指標になっている。
8割が年金や医療 「借金」頼みは限界共同通信社 11月30日(金) 配信
初めて100兆円を突破した2010年度の社会保障給付費の8割は、高齢者が受け取る年金や公的医療保険の給付に充てられた。少子化で社会保障制度を支える現役世代が減る中、膨らむ給付費の財源をどう確保していくかが課題となる。
10年度の社会保障財源は保険料が約58兆円、公費が約40兆円など。公費は税収のほか、赤字国債の発行で賄われており、国の「借金」は膨らむばかりだ。国と地方の長期債務残高は12年度末に計940兆円と国内総生産(GDP)の約2倍に達し、ギリシャよりも悪い水準。これ以上借金に頼るのは難しい。
こうした情勢の下、団塊の世代の高齢化が進む。人数が多いこの世代が75歳以上になる25年度について、厚生労働省は給付費を約149兆円と推計。
10年度では給付費の半分を年金が占めているが、25年度には年金が約60兆円なのに対し、医療・介護は計約74兆円と逆転する。治療やケアにかかる費用が一層膨らむからだ。
「支え手」は細る一方で、増税や保険料引き上げによる財源調達には限界がある。給付抑制や負担増の選択肢が避けられないが、政治情勢が不安定化する中で議論は一向に進まない。
70~74歳が医療機関の窓口で支払う自己負担は本来の2割から特例的に1割に据え置かれたまま。介護サービスの利用者負担を高所得者に限り現行の1割から2割に引き上げることや、要介護度が低い人への給付見直しが社会保障と税の一体改革の過程で検討されたが、実現していない。
年金でも、人口減などに応じて給付水準を抑える仕組みがあるものの、今の法律では物価下落時には実施できない。
これらの制度改革が進まなければ、将来の給付費は推計以上に膨らむ恐れがある。
- << 明日、三好春樹さん来尼
- HOME
- 「死ぬ」と「死ぬる」の違い >>
このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com
この記事へのコメント
きょう、実家で一人暮らしをしている母親(84)のところに届いた喪中はがきを見ていましたら、ちょっと変わった「喪中はがき」がありました。88歳の母親の知人からでした。「念頭のご挨拶を失礼させていただきます。広島に転居して12年が経過しようとしておりますが、これまでは比較的元気で暮らしておりました。しかし、ここ数年はH20年軽い脳出血、21年頚椎手術、22年肺梗塞、23年大腿骨骨折、肺炎等になりましたが、その都度関係者の皆さんのお陰でなんとか危機を乗り越えて回復しておりましたが、それが今年の8月に大きな脳出血を起こし、すぐ市民病院で手当を受けましたが意識が戻らず、先月胃ろう手術を受け栄養補給していただき、現在は意識のない状態になっております。大阪時代から今日の長きに渡り皆様にはお世話になりなり有難うございました。私の体の回復は困難ですので、皆さんに対しここら辺りで筆をおろさせていただきますことをお許しください」 おそらく、ご家族が出されたものとは思いますが、こういう胃ろうもあるのだな、と感じました。長尾先生の胃ろうの本は先ほど、 amazonから本日発送しました、とのメールがありました。今日から買えるようですね。
Posted by ムスコS at 2012年12月01日 05:55 | 返信
コメントする
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL: